夏の大分県別府市に行ってきました。
別府の基本中の基本の観光スポット、「地獄めぐり」をしてきたのでレポートします。
そもそも「地獄」ってなんだ!?
別府市内をうろうろしていると、やたらと「地獄」の文字が目につきます。
あと、鬼のモチーフも。
別府でいう「地獄」とは、さまざまな自然噴出の源泉のことを指すそうです。
別府の街を歩くといろんなところで湯けむりが見られ、温泉が湧いている様子でした。その中でも入浴が目的ではなく観光スポットとしての「見る温泉」が「地獄」と呼ばれているようです。
別府市内には多くの「地獄」があります。
その中でも「地獄組合」という団体に加入しているのが、海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄・血の池地獄・龍巻地獄の7つです。
今回はこの7つの地獄をメインに、プラスアルファでまわった地獄も一緒に紹介します。
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大分県別府市 地獄めぐりのアクセス
「地獄組合」に加入している7か所の「地獄」は、大きく2エリアに分かれています。
- エリア1:海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄のある鉄輪(かんなわ)温泉周辺
- エリア2:血の池地獄・龍巻地獄のある亀川駅周辺
各エリア内は、それぞれ歩いてまわれる距離ですが、2つのエリア間には距離があります。
距離にして約3km、傾斜もある道です。健脚の方なら歩けなくはないかも……?
でも、他も見てまわることを考えると、ちょっと遠めですよね。
別府駅を拠点に、7つの地獄めぐりをするには、いくつか方法があります。
自家用車
自分の車ならスムーズです!
各地獄には、それぞれに広めの駐車場が用意されています。
7つの地獄を1つずつ車で移動するより、先ほど紹介した「エリア1」と「エリア2」の2か所のどこかの地獄に車をおき、エリア内を徒歩で移動するのがスムーズ。
路線バス
JR別府駅西口から、「鉄輪(かんなわ)」行きで約20分。バス停からは徒歩1分です。
エリア2に行く場合は別府駅から約40分だそうです。
私が行った日も、たくさんの観光客(特に外国人が多め)が路線バスを利用していました。
参考:「別府駅西口」バス停時刻表・路線案内>べっぷぅ~に。別府のバスをご案内
定期観光バス(亀の井バス)
地元のバス会社 亀の井バスの「別府地獄めぐりコース」は、バスガイドさんがついて案内してくれる観光バス。
「日本で初めて女性バスガイドが乗車した」観光バスなんだそうです!
3時間程度でガイドさん付きで回ってくれ、料金に地獄への観覧料も含まれているので、コスパ&効率よく見てまわることができそうです。
こちらのバスは、1日2便で毎日運航していますが、事前予約が必要!
運行日の2か月前から予約受付しているそうです。
別府に行く前に、電話かネットで事前予約をお忘れなく。
参考:亀の井バスホームページ
タクシー
車では来ていないけど、自分のタイミングで都合よく回りたい! という場合には、タクシーも有効に使いましょう。
別府駅からエリア1までは約1,900円だそうです。
貸し切り観光タクシーもあります。
タクシーの運転手さんがガイドとして同行している観光客も数組見かけました。
ちょっと費用は掛かりますが、好きなコースを好きなタイミングで、案内つきでまわれます。
参考:
大分・別府観光タクシー|格安、ガイド付きで安心の亀の井タクシー
地獄めぐりの料金
7か所の地獄めぐりをするには、1か所ずつ支払う方法と「共通観覧券」を買う方法があります。
1か所ずつの場合は、1か所につき大人400円。
(高校生300円、中学生250円、小学生200円)
「共通観覧券」は7か所分で大人2,000円。
(高校生1,350円、中学生1,000円、小学生900円)
5か所以上回る予定であれば、「共通観覧券」の方が安くなります。
「共通観覧券」は7か所のどの地獄の入口でも買えるので、最初に行った場所で買いましょう。
共通観覧券の有効期限は、購入日とその翌日の2日間。
遅めの時間で1日に全部見切れない! という時も、別府の温泉旅館などに一泊するなら、その翌日にもまわることができます。
また、共通観覧券はさらに割引があります。
公式サイトの場合、下のリンク先をスマホで画面を見せるだけで10%OFF!
べっぷ地獄めぐり共通券・特別割引チケット 別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)
JAF会員なら、JAFカードの提示でも10%引きで買うことができます。
いずれも5名まで割引が有効なので、買う時に忘れずに提示しましょう。
1点注意したい点は、7つの「別府地獄組合」に含まれない地獄では、この共通観覧券は使えません。
7つの地獄のすぐそばに別の地獄があったり、似た名前の地獄があったりします。
そこに入る場合は別料金がかかるので、ご注意ください!
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いざ! 地獄めぐり
私たちは今回、1日目に血の池地獄・龍巻地獄、2日目に海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄を見てまわりました。
2日目は雨の中の観光になりました。
順に紹介します。
血の池地獄
血の池地獄は、国指定名勝なのだそう。
入口は、和風の門。鬼が門番をしています。
受付は建物の中にあり、ここで共通観覧券を買いました。
建物の中は、おみやげやさんになっています。
建物を抜けると、いよいよ血の池地獄!
ひろびろとした池から、もうもうと湯気が立っています。
「血の池」の名の通り水が真っ赤です!
これはすごい色!
赤茶色に染まる池の水は、確かに「血の池」感。地獄っぽさがあります。
でもよく見ると奥の方は青い。
くっきりと分かれているので不思議に思ってよくよく見ると、水の色自体は透明なのです。
説明を読むと、酸化鉄を含んだ「泥」の影響で赤く見えているのだそうです。
血の池地獄は日本で一番古い天然の地獄で、一言で言うなら「赤い熱泥の池」です。 地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まります。
引用元:べっぷ地獄めぐり 血の池地獄
入り口と反対側に展望エリアがあったので登ってみました。
赤い泥の溜まった浅瀬エリアと、青い色の深みのあるエリアにくっきり分かれています。
おもしろい!
※他の方の写真を見ると、一面赤いときもあるようです。
血の池地獄には、足湯もあります。
こちらのお湯は赤くありません。
無料で入れるので、多くの人が利用していました。
そうそう、地獄めぐりでは何か所か足湯に入れるところがあるので、タオルを持参するのがおすすめです!(売店でも200円くらいでタオルが売っています)
また、ココでしか売っていないおみやげに「血の池軟膏」があります。
血の池地獄から湧き出た粘土で作られた、皮膚病に効く軟膏なんだそうです。
明治時代から販売しているとか!
効能は「湿疹・火傷・水虫・ ひび・あかぎれ・田蟲・しらくも・がんがさ・にきび・痔・等」だそうです。
別府ならではのおみやげとして、買ってみるのもいいかも!
血の池地獄
別府市野田778
営業時間:8時~17時
竜巻地獄
血の池地獄から徒歩1分ほどにある「竜巻地獄」。
竜巻地獄は、国名勝指定であり、別府市の天然記念物にも指定される間欠泉です。
入口は、和風でシックな外観。
入ると、またしてもおみやげやさんになっています。
私たちが入場すると、係の人から
「今お湯が上がってますから、早く行って!」
と声をかけられました。
慌てて見に行くと、大きな音を立てて、お湯がものすごい勢いで上がっています!!
これが間欠泉かー!!
お湯が吹き出すところには、岩で壁と屋根が作ってあり、お湯がそれ以上飛び上がらないようになっています。
本当なら30mくらいは吹き上がるほどの水圧なんだそうです。
しばらく見ていたら、徐々に吹き出すお湯の勢いが弱くなり、そのうち止まりました。
同時に、見ていた観光客のみなさんも潮が引くようにいなくなり、温泉の周りはひと気がなくなってしまいました。
さっきまでの音がうそのように、静かにお湯が溜まっています。
間欠泉が吹き出すのは30~40分間隔、噴出時間は約6~10分なんだそうです。
到着したとたんに見られたのはナイスタイミングだったのかも?
自然現象なので、ここは時間に余裕持って来るのがよさそうです。
すっかりひと気のなくなった地獄で一休み。
売店でジェラートを買いました。
いろんな種類がありましたが、せっかくなので大分県産のゆずとミルクのジェラートをチョイス。
さっぱり爽やか。とてもおいしかったです!
大分はかんきつ類がよく採れるので、生絞りジュースなどもあるようです。
竜巻地獄が噴出するまでの待ち時間に食べるのがよさそうですね。
竜巻地獄
大分県別府市大字野田782
営業時間:8時~17時
海地獄
7つの地獄の中で一番広く大きいのが「海地獄」。
入口から中に入ると「公園かな?」というのどかな雰囲気。
大きな池(普通の)にはコイが泳ぎ、蓮の花が咲いていました。地獄感ゼロです。むしろ極楽っぽい。
温室もあり、蓮やバナナなどを栽培しています。これも温泉の熱を利用しているそうです。
さらに進むときれいな大きな建物があり、ここは巨大なおみやげやさんになっています。
とにかく広くて、伝統的なおみやげも、おしゃれなおみやげもたくさん置いてあります。
わたしもここで大分お土産をいくつか買いました。
建物を抜けると、ようやく! 海地獄が現れました。
これがすごいコバルトブルー!!
「海地獄」の名の通り、とてもきれいな青い温泉です。
涼しげな色なのに、温度はなんと98度。完全に熱湯。
青く見えるのは、温泉成分に硫酸鉄を多く含んでいるからだそうです。
池の脇からは源泉が音を立てて湧き出ていて、もうもうと湯気が上がります。
ひろい「地獄」をぐるりと回れる遊歩道もあるので、いろんな角度から見てまわれます。
先ほどのおみやげやさんの建物は二階建てになっています。
二階は別府温泉や海地獄に関する資料館になっているのですが、外に出ると海地獄が見下ろせます。
上から俯瞰してみる海地獄もいいですね。
海地獄と一緒に写真を撮るなら、この「二階から」が青い色がわかりやすくてよさそうです。
また、海地獄内にも足湯があります。
建物から少し離れた高台にありますが、地獄の源泉100%かけ流しだそうです!
海地獄を肌で味わえますね。
タオルは自販機でも販売しています。
帰り際、出口の近くでどうしても気になったのが「極楽饅頭」。
地獄からの帰りにふさわしい(?)お饅頭ではないですか。
地熱を使った蒸し器で蒸された、手作りのお饅頭だそうです。
1個1個がちっちゃい!!!
一口サイズのかわいらしいお饅頭です。
一番小さなパックを買いました。
1つつまんでみるか……と食べてみると、まだほんのり温かくて、ふかっとした皮の中に甘さ控えめのあんこ入り。
おいしい。
一口サイズなので、ついもう一個、もう一個、と食べていくうちに、全部食べ切ってしまったのでした。
極楽の味ってこんなかな?
海地獄
大分県別府市大字鉄輪559−1
営業時間:8時~17時
http://www.umijigoku.co.jp/
白池地獄
白池地獄は、入口を入ると日本庭園が広がっています。
お庭散策のように先に進むと、青みを帯びた白い池が出現!
これが白池地獄!
他の地獄に比べ、静かな印象の地獄です。
でも池の温度は噴出孔で95度と、かなりの温度の高さ。
噴出したときは透明のお湯が、温度と圧力の低下で青白く変化するのだそうです。不思議。
白池地獄では、池の周りをぐるりと回れるようになっていますが、その横に建物があり、熱帯魚や巨大淡水魚のピラニアやピラルクが飼育されています。
水槽に通した管に温泉を流すことで、水温をあげているんだそうです。
ピラルクは大きいものでは4mにもなるそう。
薄暗い水槽を悠々と泳いでいました。
おみやげやさんなどは見かけなかったので、買い物は別の地獄でしましょう!
白池地獄
大分県別府市大字鉄輪大字鉄輪278
営業時間:8時~17時
鬼石坊主地獄
鬼石坊主地獄は、灰色の熱泥が湧き出る様子が坊主頭のようだから「鬼石坊主地獄」とよばれるようになったそうです。
場所は海地獄の隣にあります。
入口から坂を登っていくと、あちこちにぽこぽこと温泉がわいた小さな泥の池があります。
たしかに坊主頭のようにまるみのある泡がポコンポコンと沸いています。
なんだかかわいらしい。
かなり盛り上がっているので、泥の粘度が高いんでしょうね。
「鬼石坊主地獄」は昭和50年代にいったん閉鎖されたあと、2002年に再オープンしたのだそうです。施設はどれもとてもきれいでした。
足湯もありましたが、屋根はついていません。
行った日は雨だったので、残念ながら入っている人はいませんでした。
鬼石坊主地獄は泥の温泉でしたが、足湯は透明のお湯でした。地熱を利用しているのかも?
なお、少し離れたところに「坊主地獄」という別の地獄もあります。共通観覧券で見られるのは「鬼石坊主地獄」なので、お間違えのないよう!
鬼石坊主地獄
大分県別府市大字鉄輪559−1
営業時間:8時~17時
鬼山地獄
鬼山地獄は、入口に入る前から、もうもうと立ち上がる湯気がよく見えました。
中に入ると、「危険 摂氏99.1度」の赤い看板が目立ちます。
薄緑っぽい池のように見えますが、ぼこぼこと音を立てていて、激しく波立っていました。
池の端に源泉が湧き出ていて、その湯量が半端ない。
夏の気温でこの湯気の量ということは、冬の気温だったら、もう何も見えないのでは……。
さて、鬼山地獄は源泉の湯量がすごいものの、シンプルな感じ。
なのですが、少し奥に行くと、そこではなぜかワニが飼育されていました。
温泉でワニ……!?
別名「ワニ地獄」とも呼ばれるそうで、大正12年から日本で初めて温泉熱を使用したワニ飼育を開始したんだそうです。
あたたかい地域の生き物を日本で育てる工夫なんですね。
現在は約70頭ものワニがいるそうです。
場内にあるマレーシア伝統家屋を移築した建物の中には、大きなワニのはく製が展示してあります。
初代「イチロウ」で、71歳まで生きた長寿世界一ワニだったそう。
めちゃくちゃ大きい……!!
「イチロウ」は現在3代目が生きていて、こちらも全長4mもあるそうです。
温泉の横にある池には「えっ、こんなにいるの!?」というくらい、大小たくさんのワニがいます。
温泉の温度を利用して、ワニ飼育施設の水温をあげているそうです。
私たちは残念ながら餌付けタイムを見られなかったので、ほとんどのワニは、じーっと動かないままでした。
餌付けタイムは、水曜:10時、土日:10時、14時30分、とのことなので、ほかの地獄をまわりつつ時間調整していってみてください。
鬼山地獄
大分県別府市大字鉄輪625
営業時間:8時~17時
かまど地獄
「かまど地獄」は、ひとことでいうと、1か所でいろんな地獄が楽しめるもりだくさん地獄です。
そもそもなんで「かまど」? と思いましたが、「古来より氏神の竃門八幡宮の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊いていた事が名前の由来」なんだそうです。
ごはんが炊けるほどの地獄の熱気! すごいですね。
参考:かまど地獄公式HP
この「かまど地獄」には地獄の1丁目から6丁目まであります。それぞれ、全然違う地獄が楽しめます。
まず1丁目。
こちらは茶褐色の熱泥で、ちょっと坊主地獄っぽさがあります。
2丁目は「かまど地獄」らしさ満載。
岩の間から蒸気が吹き出していて、その上には大きなかまどと鬼がいます。
かまどがでかい!
3丁目は、コバルトブルーの温泉。
小さな海地獄みたいです。
とてもきれいな色です。
4丁目はまたもや熱泥っぽい地獄。
坊主地獄のように、ぽこぽこと粘土質の泥が吹き出しています。
5丁目は、池の色が変わる不思議な地獄。
私たちがいたときは薄い青でしたが、年に数回緑っぽくなったり、色も濃くなったり薄くなったりするんだそうです。
原因は不明とのこと。不思議です!
6丁目は赤い色の池ですが、血の池地獄のような赤というより濃い茶色、という感じです。
こちらも熱泥地獄で、地中に含まれる鉄分が溶けだして変化しているんだそう。
この狭い一帯に、こんなバラエティに富んだ地獄がずらっと揃うのはいったいどういう自然現象なんでしょうか……。不思議すぎる!
そしてかまど地獄には、温泉を体で楽しめる「極楽」もあります。
岩盤足湯では温かい岩で脚を温める経験が、飲む温泉では熱々の温泉を飲んで体験、のど・肌の湯では熱い蒸気を体に浴びて保湿効果が体験できるそうです。
メガネっ子は、湯気で目の前が真っ白になるので気をつけましょう。
さらに、かまど地獄には足湯もあります。
源泉かけ流しはもちろんのこと、3種類の足湯があり、色は青味がかった白。砂が敷き詰められたコーナーもありました。
足湯の目の前には、温泉卵やプリンなどが売っている売店もあったので、食べながら足湯も楽しそう。
1つ1つのスケールは小さめですが、1か所にいろんな地獄があり、体験をしながら見てまわれるので、バラエティに飛んだ地獄体験ができますよ!
かまど地獄
大分県別府市大字鉄輪621番地
営業時間:8時~17時
http://kamadojigoku.com/
おまけ:明礬地獄で地獄蒸しプリン!
「別府地獄組合」所属の7つの地獄以外にも行ってみました。
「明礬(みょうばん)地獄」です。
「明礬地獄」は、海地獄などがある鉄輪(かんなわ)地区から、西側の山をしばらく登ります。
別府市街から少し離れた標高400mほどの山の中腹にあります。
入場料は200円。
私たちが行ったときは受付に誰もいなくて、道を挟んだ向かい側にある売店で入場料を支払いました。
「明礬地獄」の他と違う一番の点は「硫黄の匂い」です。
あたり一面に硫黄臭が立ち込めています。
そういえば、ほかの地獄では硫黄臭は全くしていませんでした。
明礬地獄はごろごろと大きな石が沢山並びます。
石の上に作られた木製の遊歩道を歩きながら、かやぶき屋根の「湯の花小屋」を見たり、岩の間から湧いている温泉を見たりできます。
江戸時代から、温泉成分の一部「明礬(みょうばん)」を、採取していたんだそうです。
史跡でもあるのですね。
自由に入れる小さな足湯もありましたが、お湯の温度がめちゃくちゃ熱くてびっくり……!!
遊歩道の奥には小さな展望台があり、そこから見えるアーチ形の「別府明礬橋」が絶景でした。
また、道の向かいにある「岡本屋」では元祖 地獄蒸しプリンが食べられます。
苦みがしっかりあるカラメルソースに、柔らかめのプリン!
とてもおいしいので、明礬地獄に来たら、ぜひ食べてみてくださいね。
明礬地獄
大分県別府市明礬
営業時間:8時30分~17時30分
入場料:200円
明礬地獄 | 【公式】別府・明礬温泉 岡本屋売店(元祖地獄蒸しプリン・湯の花販売中)
まとめ
地獄めぐりは、1日で全部めぐることも出来ますし、私のように一泊別府温泉に泊って2日かけてまわる方法でも、のんびり楽しめます。
7つの地獄には、それぞれスタンプスポットがあって、それをコンプリートするのがまた楽しいかったです!
色もそれぞれ違っていて、工夫されているなあ。
「地獄めぐりってそんなに楽しいかな?」とちょっと半信半疑なところもあったのですが、実際に行ってみたら地獄ごとに特色がありすぎて、全然飽きずに見てまわれました。
予想より全然楽しかったです!
ベタすぎる観光かな? と斜に構えずに、地獄めぐりを楽しんでみてください!