こんにちは、ノムロウです。
福岡と佐賀の県境の山の中に、佐賀県三瀬村があります。
この三瀬で有名なのが蕎麦。三瀬の国道を走っていると、たくさんの蕎麦屋さんが目に入ってきます。「そば街道」と名付けられています。
この地域は水の質が良く、蕎麦作りに適した環境なのだそうです。
今回はその中でも大きな看板が目印の、「手打ち蕎麦切り 三瀬そば」に行ってきました。
このあたりで蕎麦屋さんを始めた「そば街道の元祖」なんだそう。
蕎麦はもちろん美味しかったのですが、素敵なサイドメニューを見つけてしまったのでご紹介します。
三瀬そばの場所
場所は、福岡市早良区の南部と、佐賀県佐賀市北部の県境に近いところ。
福岡市からだと、国道263号を進み有料道路「三瀬トンネル」を通っていくのが近道です(普通車片道310円)。
三瀬トンネルを抜けて佐賀市内方面に走ると、左手にお店が見えてきます。
大きな看板があるので、見落とすことはないはず。
お店には広い駐車場も完備。
安心して停められます。
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三瀬そば店内の様子
外観も内観も落ち着いた和風の雰囲気で統一されています。
中に入ると、テーブル席、小上がりの座敷席がずらっと並びます。60席ほどあるようです。
特に座敷の黒いテーブルは、あちこちが擦り切れて年季が感じられます。よい味が出てますね。
店員さんは割烹着に三角頭巾という懐かしいスタイル。
おばちゃんの優しい接客が素敵です。
この日は平日だったので混んでいなかったのですが、人気店なので土日のお昼時には店内の入り口付近に行列ができていることもありました。
板そばが美味い
こちらの名物はなんといっても「板そば」。
板そば並(2〜3人前サイズ)で1,350円。
そばが出てきた時の迫力よ。盾のような大きな板に、どーんと蕎麦が乗ってやってきます。
こちらで2〜3人前。想像していたより多めの量で、思わずおお…と声が出ます。
それでは、ひるまずにいただきましょう。
そばは十割ではなく、つなぎの入った色白タイプ。
お。つるつるとしていて、のどごしが良くて美味しい!
どんどん食べられちゃいます。
「三瀬は水が良い」と言われる理由がわかる気がしました。なんだか新鮮な蕎麦なのです。
薬味のネギ・わさび・だいこんおろしも入れながら、味の違いを楽しんで食べ進めます。
ただ、量が多くて、食べても食べてもなくなりません。
蕎麦だけだとずっと同じ味なので、ちょっと飽きちゃいます。
そこで、頼みたいサイドメニュー。
中でもオススメがこちら。
「高菜おにぎり(1個130円)」です。
何気なく頼んだ、この高菜おにぎり、大当たりでした。
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高菜おにぎりがオススメ
高菜おにぎりと聞いて、高菜漬けを刻んだものがまぶされたおにぎりを勝手に想像していたのですが、実際におにぎりが出てきて驚きました。
高菜の葉でくるまれた、なんとも素敵なビジュアル。鮮やかな緑色がとても美しい!
食べてみて、また感動。
お……。
これは……。
うま……。
葉っぱは、ぱっと見、もっと固めでしっかりした食感を想像していました。でも実際はとても柔らかくしっとり。サクサクと箸で切れちゃいます。
ダイレクトにおにぎりにかじりつくと、その高菜の葉とごはんの合わさった食感がまたとても良い。
例えるなら、桜餅の葉を食べているようなザクザク感というか、プチプチ感というか。
その中で、ほかほかとしたご飯が、口の中でほろほろと崩れます。
ほのかに塩味が効いていて、素朴なんだけど他では経験のないおいしさ。
そして、そばにめちゃくちゃ合います!
なんだこのおにぎりは……。
ごちそうさまでした
お腹いっぱい美味しい蕎麦を食べたいときにはオススメのお店です。
そして、何気なく頼んだ高菜おにぎりがここまで大当たりだとは驚きました。
これは食べるべき逸品です。
ごちそうさまでした。
「三瀬そば(みつぜそば)」
佐賀県佐賀市三瀬村大字三瀬2858-2
https://tabelog.com/saga/A4101/A410101/41000008/