こんにちは、ノムロウです。
夏の九州には、たくさんの花火大会があるようです。
2017年7月16日、唐津の「九州花火大会」に行ってきました。
唐津城をバックに6000発の花火が上がる大花火大会です。
検索してみると、唐津城を背景にしたフォトジェニックな写真がたくさん出てきます。みんな花火の写真上手いなあ。
どうやって行くのか問題
この花火大会、なんと観覧客は20万人!
20万人……?
いや、来すぎじゃない……?
サッカースタジアムでも約1万人、B’zのドームライブでも約4万人。
思い出すのは帰りの電車の混雑具合。あれを思い出すとげんなりしてしまいます。
電車で行った場合、20万人が一気に帰ることを考えると、すし詰めの電車で帰るのはしんどい……。
しかも、我々が乗るJR筑肥線は約30分に1本しかありません。
では車で行くか?
公式サイトで駐車場を調べてみると、臨時駐車場を含めて合計1363台のキャパ。
1台に3人が乗ってきたとしても、4,000人分くらいしか車が停められないではありませんか。
相当早く行かないとまずい?
うーん、困った。
どうしよう。
色々と情報を調べてみると、去年の情報ブログを発見。
「唐津ロイヤルホテル横の臨時駐車場は、夕方18時くらいでもまだ空きスペースがあった」
唐津ロイヤルホテルは、本会場からは少し離れているからかも。
よし、これに賭けてみるか。
さらに、念には念を入れて近くの駐車場を探してみたところ、東唐津駅前にも駐車場を発見。
もし唐津ロイヤルホテル横がダメでも、東唐津駅に止めて歩けば良い、の二重作戦で、車で出かけることに決定しました。
海を横目に移動
糸島にあるウチからだと、唐津まで車では1時間くらい。
17時ちょっと前には到着したかったので、15時半頃に家を出発。
有料道路を使わず国道を使ったのですが、道は驚くほど空いていて、唐津まで全く渋滞なしで到着しました。ちょっと拍子抜け。
海岸線を行く国道202号線は、きれいな海を右手に走ることができます。
ちょっと道はぐねぐねしていて集中力を使うけど、良いドライブコースだと思います。
唐津ロイヤルホテルに到着する直前には「虹の松原」を通ります。ここは本当に松林が続いているんですね。幻想的で、すごい迫力でした。ジブリみたい。
車の行列を目にしたのは、唐津ロイヤルホテルの目の前に来てから。
この渋滞を目にして、「駐車場空いているのかな……」と心配になりましたが、17時到着でも空いてました!
まだ結構余裕のある雰囲気です。しかも利用無料なんですね。素晴らしい。
しかし、この駐車場は結構カオス。
ただの空き地なので、停め方が決まっていません。運転手の判断により、車の通り道を適当に空けつつ、自由に停めていきます。
それでも地味に秩序だっていて、みんなすごい(かなり後になってから警備員さんが到着してました)。
唐津ロイヤルホテルの横にはファミリーマートがあります。
そこでおやつやおにぎりを買い込んで、エアコンの効いた車内にてしばし待機。
スマホでゲームをしたり、仮眠をとったり。
1時間ほど待機した後、18時頃に車を出て移動開始。
ファミマでトイレを借り、海岸へ移動。
さすがにコンビニのトイレは大行列だったので、時間には余裕を持って移動しましょう。
スポンサードリンク
東の浜で花火鑑賞
今回はメイン会場の「西の浜」ではなく、「東の浜」へ向かいました。
西の浜の方は、屋台がたくさん出ていて華やかな感じらしいのですが、なにせ人が多いとのこと。
そりゃメイン会場の方が大きな花火が見られるとは思いますが、多少遠くてもゆったり見られる場所の方が良いよね、という判断です。
東の浜は普通の海水浴場という感じで、のんびりのどかな雰囲気。
東京近辺の花火大会だったら、このくらい離れてても場所取り合戦がすごいことになりそうなのに、全くそんな気配がありません。
海に入って遊んでいる家族連れがちらほら。
気温もかなり高めだったので、足を水につけるくらいやりたかったなあ。
唐津城の方へ砂浜を歩いていくと、突堤が見えてきました。
目の前は海なので遮るものが何もありません。いい感じに唐津城も見えます。
ロケーション的にはなかなかよい場所。ここで花火鑑賞することに決定!
突堤はコンクリートですが、砂がザラザラしているので敷物があると良いです。我々も持参した敷物を広げました。
ただ、コンクリートはちょっと固い。長時間座っていると、尻が痛くなってしまったので、余裕があれば、座布団や折りたたみのイスなんかがあると最高ですね。
この突堤のそばには、かき氷屋さんが1軒だけ出店していました。
せっかくなのでかき氷を買いに。
かき氷のおじさん「これから西の浜の方に行くのかい?」
我々「いえ、ここの突堤で見ようかと」
おじさん「それが正解! ここはよく見えるし人も少ないしいいよ」
おお、ココをよく知る人のお墨付きを得たぞ!
にしても、とても天気が良くて海風が気持ち良い場所です。
こうやってまったりするのも久々だなー。
はじめは人もまばらでしたが、20時に近くなるにつれてだんだんと人が増えてきました。この付近に住んでいる人が多いみたいです。
我々のように18時半くらいから場所取りしている人のほうが少なく、なんだか拍子抜け。
日が暮れてくると、唐津城が緑色にライトアップされました。
大小織り交ぜた花火
20時ちょうどにはじめの花火が打ち上がりました。
初めは単発で小さめのがポンポンと上がる程度。
海に映る花火がまたいい感じ。
中にはハートの形をしたものや、スマイルのものも。
20時50分くらいからは圧巻。
海上にはナイヤガラ、その上に大量の打ち上げ花火。
最後にどでかいのが上がってフィナーレ。
21時ちょうどに花火は終了。時間配分ピッタリ。
撤収
さて次は、帰り道。渋滞回避の勝負です。
西の浜の人たちより、我々の方が駐車場に近い! 急いで歩きます。
駐車場に向かう海岸沿いの道にも、路駐の車がたくさん。本来はNGではないかと思うのですが、結構みんな大胆に停めてます。
15分ほどで駐車場に到着しましたが、静まり返っていて、ほとんどひと気はありません。
どうやら他の人たちより早く到着できたようです。急いで駐車場を脱出!
というわけで、拍子抜けするほどラクに会場を脱出できました。
帰りの虹の松原あたりの車道に、歩いている人多数。松林に車を停めている人も多いのかもしれません。
福岡までの帰り道もかなり空いていてスイスイ。渋滞は全くありませんでした。
大成功!
スポンサードリンク
まとめ
今回の花火の勝因は
・東の浜で陣取ったこと
・すこし早めに到着したこと
でしょうか。
東の浜で観る唯一のデメリットは、トイレが近くにないことです。
うっかりビールをたくさん飲んだりすると、大変なことになってしまうかもしれませんので、ご注意を。
今度はメイン会場の西の浜で観てみたい気もするけど、今回の東の浜でも十分満足でした。
「20万人感」は感じられませんでしたが、ゆったりとした良い花火大会鑑賞となりました。
おまけ
ちなみに、陣取った場所はこのあたり。
唐津城の東にある突堤です。