こんにちは、つたちこです。
最近「波佐見焼」が流行っていると聞きます。
我が家にも白山陶器を始め、いくつか波佐見焼の器があります。
磁器なので軽くて、シンプルで使い勝手のいい器が多い印象。
北欧っぽさがあるかわいい器も多いですよね。
そんな波佐見焼の陶器市、「波佐見陶器まつり」がゴールデンウイークに実施中と聞いて、「唐津やきもん祭り」に続いて行ってきました!
波佐見陶器まつりとは
佐賀と長崎のちょうど県境あたりにある、長崎県波佐見町。
生活に根差した磁器で有名な焼き物の町です。
その町で行われる「波佐見陶器まつり」は、今年(2018年)でなんと60回目を迎えるそう。
陶器市としても、歴史があるんですね。すごい。
波佐見陶器まつり 公式サイト
http://www.hasamiyaki.com/toukimatsuri/top.html
メイン会場は、波佐見町内にある「やきもの公園」。
メイン会場には、約130軒のお店が出店しているんだそうです。
ここを中心に、インターチェンジそばの第2会場、そのほか、街の各地に点在する各陶芸のお店や窯元でもセールを行っています。
人気メーカーの「白山陶器」「マルヒロ」はメイン会場には出展していません。
別の場所で独自に野外会場を用意しているので、要注意です。
開催期間は、毎年4月29日~5月5日まで。
メイン会場は9時~17時開催ですが、会場外のお店は、その店舗により開催時間が変わっていることがありますので、事前に調べてから訪ねましょう。
もう一つ注意したいのが、会場は芝生の上だったり、砂利の上だったりすること。
メイン会場の他にも、離れたところにお店がたくさんあるので、足元は歩きやすさ優先のスニーカーをお勧めします。
基本的に野外なので、帽子や日焼け止めの紫外線対策もお忘れなく!
(日傘は、人が多いところだと危険なのと、たたんだ時に手荷物で邪魔になりがちです)
アクセス・駐車場情報
車の場合は、長崎自動車道 嬉野ICから約10分。西九州自動車道 波佐見・有田ICから約5分。
電車の場合は、JR有田駅が一番便利で、波佐見の会場まで無料のシャトルバスが15分に1本、期間中毎日運行しているそうです。
JR三河内駅、川棚駅からの場合は、路線バスで来られるそう(乗車時間は約15分だそうです)。
実際には、特に自動車の場合には渋滞が予想されます。
私たちが行ったのは5月4日。ゴールデンウィーク後半の日程でしたが、まず高速道路内でところどころ渋滞発生。
10時半ごろに波佐見・有田ICを降りた後、しばらくは快調でしたが、メイン会場が近づくにつれ、またもや渋滞気味に。
会場近くの駐車場に停めるのは厳しいだろうと判断して、一番大きな特設大駐車場(長崎キヤノン駐車場:1,500台収容)に急遽行先を変更。
こちらの駐車場には、スムーズに停めることができました。
1回500円の駐車料がかかります。
この特設大駐車場からメイン会場へは無料のシャトルバスが走っています。
ピストン輸送しているので、タイミングにもよりますが、かなりの頻度で発車していました。
10分ほどの待ち時間で乗ることができ、会場までは10分弱で到着しました。
会場についてしばらくしてから、会場周辺の道を歩いていたのですが、道路は常に渋滞状態。
会場近くの駐車場もすべて「満車」と表示が出されていて、とても停められる感じではありませんでした。
会場近くに停めるには、相当早朝に来ないと厳しいようです。
駐車場難民になってしまうくらいなら、潔くシャトルバスを使用したほうが時間が有効に使えると思います。
スポンサードリンク
波佐見陶器まつりをぶらぶら!
さて、シャトルバスに乗ってやってきたメイン会場。
到着は11時半ごろになってしまいましたが、ものすごい人の波!
入口で会場地図を渡してもらい、参考にします……が、とても地図を見ながら動ける感じではありませんでした。
会場は大型のテントが設置されていて、その下にお店がずらりと並んでいます。
背の高い棚に積まれた器、かごにどっさりと入った器。
とにかくたくさんの器に圧倒され、目移りしてしまいます。
人波に流れるように、テントの中をうろうろ……。
みなさん、自分の「一品」を探すのに夢中な感じで、熱気がすごい。
お店の人も活気にあふれ、呼び込みをしたりとにぎやか。
先日の「唐津やきもん祭り」とは全然違う雰囲気で、なんだか人いきれに飲まれてしまいそうです。
私たちもうろうろと、気に入るものがないかと探してみます。
ここで売られているものは、通常販売しているA級品を割引で販売しているケースと、試作品やB級品あるいは廃番になったものなどを格安で売っているケースがあります。
「掘り出し物」を探すなら、後者を探すのがいいのかも。
安いものでは100円くらいから販売されていました。
それにしても会場が広すぎて、一通り見てからあとで気に入ったものを買おうと思っても、それを売っている場所を覚えておくのが大変です。
「このブランドのこの商品が欲しい」という具体的な目標がある場合はいいのですが、「なんとなくいいものないかな?」という漠然としたものだと、なかなか決めきれません。
広い会場の中に巨大なテントがいくつもあり、ぐるぐると見てまわるといくらでも欲しいものが出てきてしまいます。悩ましいです。
うろうろしていくうちに、徐々に雰囲気にも慣れてきて、だんだん「あれ、これはさっきもあった」と気が付くようになりました。
窯元だけでなく、商社的なお店も出展しているので、白山陶器などの有名メーカーや人気のある商品だと、いろんなお店で扱っているようです。
お店によって、同じ商品が安く売っていたりするので、余裕があればじっくり品定めしたいところです。
テント内のお店は基本現金払いですが、中にはカードOKだったり、楽天Payに対応しているといったところもありました。いまどきっぽい!
たくさんの現金を持ち歩くのは、こういうイベントではちょっと不安なので、このようにいろんな支払方法が選べると便利ですね。
メイン会場以外の陶器屋さんにも少しだけ行ってみましたが、そのあたりで体力の限界。
第2会場や白山陶器、マルヒロなどの別会場メーカーさんには、行き損ねてしまいました。
(ちなみに、白山陶器、マルヒロは早朝からものすごい混雑だったと聞きました……)
今回の戦利品
今回買ってきたお皿はこちら。
青い平皿です。
何とも言えないきれいな色に惹かれました。
サイズも、取り皿やサラダなどを乗せたり、使い勝手がよさそうです。
1枚1,800円くらいでした。
スポンサードリンク
食事をするなら屋台、あるいは近所のお店まで足を延ばそう
お昼前にやってきてうろうろした私たち。
早起きしたこともあり、おなかが空いてきました。
まわりにどのくらいのお店があるかわからず、テント脇にあったうどんとお蕎麦が食べられるお店で、ランチを食べました。
……が、正直あまりおいしくない(すみません。だが事実……)。
素早く出てきたので仕方ないとは思いつつ、うどんは茹でてあるものをさっとあたためただけで、出汁も味が薄い。
甘く煮たおあげとたっぷりの山菜と揚げ玉の3種が乗っているのが豪勢で、ちょっとだけうれしかったです。
その後、メイン会場の周りに営業中の定食屋さんを発見。
なんだ、ちゃんとしたお店あるじゃないですか!
会場内外に屋台もたくさん出ていて、普通にタコ焼きや焼きそばもあれば、メイン会場(やきもの公園)の向かい側には「五島うどん」の屋台もありました。
五島うどん! たべたかった!
おなかが空きすぎて目の前のうどんに飛びついてしまいましたが、セレクトを失敗したなあ、と反省。
ただ、その後、勤労福祉会館の前にあった「和菓子屋の作る回転焼き」という屋台で食べた、手焼きの回転焼きはとてもおいしかった!
和菓子職人なのでしょうか、おじいさんが一つ一つ、ゆっくり手作りで焼いているのです。
白あんと粒あんと選べました。
出来立ての回転焼きは、まわりがサックサクで、中はふんわり。あんこはあつあつ。
甘さも控えめで、なんだか染み渡るおいしさでした。
焼けるのを待ちながら、のんびりペースで焼いているところを見るのも楽しかったです。
この回転焼きはぜひおすすめしたい!
まとめ:「波佐見陶器まつり」は午前中早めの到着がマスト
今回、ちょっと事前調査が足りなかったなあ、と反省。
9時オープンなら、10時くらいにつけば大丈夫かな? と甘く見ていました……。
高速道路の渋滞、そして波佐見町内の渋滞。
更に会場の人波のすごさをちゃんと調べるべきでした。
あとから調べたところ、早い人は朝6時には到着しているようです。
それでも近くの駐車場はいっぱいだったのだとか。
白山陶器やマルヒロの会場に入るために、朝一番で並ぶんだそうです(こちらのメーカー会場では、ほかの商社さんとは違い、割引率が高いんだそう)。
そちらを狙っていくなら、暗いうちから出発するくらいの気合が必要ですね……。
とはいえ、そこまで真剣な参加じゃなくても、のんびりとイベントとして楽しむのももちろんありだと思います。屋台もたくさん出てましたしね。
私たちは行きませんでしたが、絵付け体験や、ろくろ体験などもできたみたいです。
小さいお子さんを連れた方も多かったですが、とにかく人がたくさんなので、迷子にならないように気を付けて!
来年のゴールデンウイークに行くなら、もう少し気合を入れて臨みたいところです。
波佐見陶器まつり 公式サイト
http://www.hasamiyaki.com/toukimatsuri/top.html
長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2(メイン会場)
唐津焼のやきもん祭りも楽しかったです!
2019年有田陶器市にも行ってきました。