こんにちは、つたちこです。
福岡糸島は、海と山に囲まれた食材の宝庫。
そして、大型店から比較的小さな店舗まで、いろんな産直市場がたくさんあるので、手軽にそのおいしさが手に入る、ありがたい環境です。
今回行った産直市場は「志摩の四季」。
ここはJF糸島(糸島漁業協同組合)と糸島市観光協会が運営しているそうで、魚介類が豊富なんだそう!
場所は、糸島半島のちょうど中央付近。
JR筑肥線 筑前前原駅から北に向かって3kmほどのところにあります。徒歩だとちょっときついかもしれません。
まわりは田園風景。のどかな景色を楽しみながらのドライブがおすすめです。
本数は少ないですが、筑前前原駅からバスも出ています。
さて今回の一番の目当ては「海鮮丼」。
志摩の四季には、飲食エリアがあり、そこで獲れたての地魚を使った海鮮丼が食べられるのだそうです。
営業時間は11時から14時までで、売り切れ次第終了とのこと。
特に土日は、行列ができるほどの人気らしいので、少し早めに行ったほうがいいかも!?
店舗に入ると、目に入るのはお花販売エリア。
気になりますが、まずは、腹ごしらえをしましょう。
「志摩の海鮮丼屋」で海鮮丼を食べる
志摩の四季の入り口から右手に進んだ一番奥に、飲食ブース「志摩の海鮮丼屋」 があります。
ストレートな店名に好感度アップ。
店の一角をパーティーションで区切っただけの、一見ちょっと地味なエリアです。
海のものを食べられることがわかりやすく、トロ箱風の壁があったり、大漁旗や魚網などがインテリアとして飾られていたりします。
入口にある黒板には、その日のネタが書いてあります。
この日(7月7日)は、こんなラインナップ。
- 真鯛の炙り(船越)
- イサキの炙り(芥屋)
- カンパチ(姫島)
- ヒラマサ(船越)
- 真蛸(姫島)
魚が獲れた場所が書いてあるのも、なんだか漁師さんとのつながりを感じられていいですね。期待が高まります。
更に、お米も醤油も糸島産です。
究極の地産地消の糸島海鮮丼。確かに!
サイズは大・中・小とあり、おなか具合によって選べるのもうれしい。
お値段もリーズナブル! それぞれ、980円、850円、650円。
いざ、店内に入ります。
この日は平日で13時すぎだったせいか、私たちのほかには誰もいなくて、貸し切り状態でした。
メニューは、入口に書いてあった「糸島海鮮丼」のほかに、あら炊き定食、味ごはんセット(生魚なし)、磯っ子セット(子供限定)があるそうです。
定食にはどれも絶品あら汁が付くとのこと。
ここはもちろん、糸島海鮮丼をお願いします。サイズは「中」にしました(850円)。
カウンターでオーダー後、前払いしてから席に着きます。
セルフサービスのお茶を飲みながら、テーブルに座ってしばらく待っていると、すぐにテーブルまで持ってきてくださいました。
ぷりぷりの白身魚がたくさん!
見た目の色みは地味ですが、それこそが糸島の地魚のみを使っている証。
そしてあら汁の香りもいい匂い。おいしそうです。
早速いただきます!
お醤油は、以前行ってみた「ミツル醤油」のさしみ醤油。
この甘口のさしみ醤油に白身魚が合うんですよね。癖になります。
真鯛とイサキは、皮があぶってあり、コリコリっとした食感がたまりません!
カンパチ、ヒラマサは脂がのっていてしっとり。うー、おいしい。
丼の中央にのっている赤い海藻は「ふのり」だそうです。糸島近海の姫島で獲れるのだそう。
お醤油をつけて食べると、ぷつぷつっとした歯ごたえが楽しい。
私は、海藻が生臭くて苦手な時も多いのですが、ここのは臭みが全然なくて、とてもおいしかったです。モリモリ食べたい。
あら汁は、おそらく刺身に使った残りをお味噌汁にしてるのだと思いますが、魚の出汁がでまくり!
旨みの塊みたいなお味噌汁でした。
胃にやさしく沁みます。
「あら」となってますが、入っている魚も大きくて、身も結構ついているので、火の入った魚も楽しめます。
あっという間に、ぺろりと食べてしまいました。
サイズは「大」でも全然行けたのでは……。
店頭に書いてあった「大を注文される女性も多い」というのは、正しかったようです。
ごちそうさまでした!
食べ終わった食器は、返却カウンターに持っていきましょう。
スポンサードリンク
「志摩の四季」で楽しめるのは魚だけじゃない!
おなかもいっぱいになったので、改めて「志摩の四季」店内をぐるぐると見回ります。
店内には、大きな水槽がたくさんあり、ここに魚やイカが泳いでいるのです。
活〆してもらえるのって、すごい……! さすが漁協運営のお店。
水槽だけではありません。
冷蔵庫には、大きな鯛をはじめ、さまざまな魚がずらりと並びます。
糸島に来て2か月ほどですが、いまだにこの「魚ずらり」には胸がときめきます。それに何といっても、びっくりするほど安いのです。
更に、糸島産のお肉や加工品、お花、そして野菜類までたっぷりと置いてあります。
漁協が運営ということで、魚中心かと思いきや、ここで糸島の特産物が一通り買えるようになっているのです。
買い物する側としては、一か所で色々買えてありがたい!
広い駐車場もあるので、車で来ても安心です。
糸島産づくしの海鮮丼が食べたくなったら、また「志摩の四季」に来ることにします!
スポンサードリンク
おまけ
実は一度、飲食ブースのみ水曜が定休日ということを知らずに行ってしまい、2回目のトライで海鮮丼にありつけたのでした。定休日にはご注意ください!
今回のお店情報
「志摩の四季」
福岡県糸島市志摩津和崎33-1
http://www.shimanoshiki.jp/
店内飲食ブース「志摩の海鮮丼屋」
11:00~14:00
水曜定休