こんにちは、つたちこです。
九州福岡で有名な寺社といえば、まず出てくるのが太宰府天満宮ではないでしょうか。
東京にいたころでも「学問の神様」「菅原道真」といったキーワードで、太宰府天満宮はもちろん知っていました。
にもかかわらず、これまで何度か旅行で福岡に来たときには、一度も行ったことがありませんでした。
福岡に住んでいるなら行ってみなければ! と今回、大宰府天満宮を目指してみました。
大宰府天満宮の基礎知識
ぼんやりとしたキーワードしか知らなかったので、今回改めていろいろ調べてみました。
太宰府天満宮は、菅原道真のご墓所の上に社殿を作り、菅原道真公をお祀りしている神社とのこと。
「学問・至誠(しせい)・厄除けの神様」であり、全国の「天神様」の総本宮なんだそうです。
道真公は、子供のころから学問の才能があり、大人になってからも都で政治の中心で活躍。ところが藤原時平によって冤罪を受け、太宰府へ左遷になったそうです。
死後、無実が証明され、神様(天神様)としてまつられるようになり、現在に至る、と。
だいぶ意訳していますが。
「天神様」=道真公、というのも初めて知りました。無知ですみません。
エピソード内、随所に「梅の花」が出てくるので、今の梅の紋章にもつながるのかな。
大宰府天満宮への行き方
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今回は車で移動しました。
福岡中心部からだと、福岡都市高速環状線経由で約35~40分程度。
下道での移動ももちろん可能ですが、結構混雑するようなので、個人的には有料道路利用をお勧め。
※帰りに下道を通り、渋滞に巻き込まれました……。
電車の場合は、西鉄 天神駅から、大牟田線特急・急行で西鉄二日市駅経由、太宰府線に乗り換え、太宰府駅で下車です。
電車だけなら約20分で到着するらしい。
JR博多駅からの場合は、西鉄バスで大宰府駅行きの直行バスがあるそうです。直行便は便利ですね!
交通の便が良いので、博多や天神からの観光は手軽にできますね。
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大宰府天満宮の駐車場事情
車で行く場合には、駐車場が必須です。
太宰府天満宮の公式サイトが案内している駐車場には「大宰府駐車センター(普通車850台)」「大宰府パーキング(普通車48台)」があります。
今回、私たちは太宰府駅方面から来たのですが、「大宰府駐車センター」に気が付かず、駅から近くの民間駐車場に停めました。
民間……といえばそうなんですが、普通のおうちの敷地内を駐車場にしたような感じのところ。1回400円でした。
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民間の駐車場は、特に共通ルールがあるわけではなく、場所によって、時間制限があったり、1時間ごとに料金追加するところもあったりと、様々。
「400円」と大きく書いてあっても、その横に小さく「2時間まで」とか書いてあったりするので、のんびりしたい人は要注意です。
公式の「大宰府駐車センター」が停められる台数も多く、一日料金のようなので、まずはそこに行ってみるといいかもしれません。
参道を通って、太宰府天満宮へ。さらに天開稲荷神社まで!
参道
駅から大宰府天満宮への参道は、お土産屋さんや飲食店がいっぱいです。
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右に左にと目移りしますが、それより多いのが、外国人観光客。
特に中国人の観光客のみなさん、数がはんぱない。
7割くらいは中国人なのでは……というくらい多い印象です。あれ? ここ日本だよね? と感じるレベル。聞こえてくる言葉はほとんどが中国語です。
大宰府天満宮は、福岡観光のメインコースなのかな?
中国人はマナーがあまり良くないという話をよく聞きますが、そんなことはなく、みんな思い思いマイペースで楽しんでいるように見えたのが印象的でした。
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参道には、梅ヶ枝餅を売っているお店がたくさん。
香ばしい匂いに誘われます……。
美味しいと評判の2つのお店で買い食いしました。詳しくは下記の別記事で!
そして、隈研吾設計のスターバックス! これも有名な店舗ですね。
店の前では記念撮影をする人が多数。
今回は中には入りませんでしたが、たくさんのお客さんが吸い込まれていました。
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御神牛
さて、敷地に入ると、まず牛の像「御神牛」がお出迎え。
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これ、頭をなでると知恵を授かるそうです。
しっかり頭をなでておきました。牛さん、よろしくお願いします。
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牛の像は、境内に11頭いるらしいです。
そんなにいるとは……他の牛には全く気が付きませんでした。
心字池と太鼓橋
鳥居をくぐり、進んでいくと、赤くて美しい太鼓橋が見えてきます。
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この池は、「心字池」と言うそうで、形が「心」なんだそうです。
太鼓橋は3つに分かれていて、それぞれ過去・現在・未来を表しているとのこと。
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池には鯉や亀が悠々と泳いでいました。
池の周りの木々もすごく大きくて立派です。それだけでも歴史を感じるなあ。
手水舎
さらに進み、大きな手水舎が見えてきます。
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こちらで手と口を清めます。
やり方は、こちらの「手水の作法」が図解で分かりやすいです。
楼門
実は訪問した日は7月25日。この日は「夏の天神祭り」の日でした。
なんと、菅原道真公のお誕生日祭りです。
なので、楼門前には茅の輪神事(茅の輪くぐり)がありました。
無病息災を祈念する行事だそうです。せっかくなので、しっかりくぐってきました。
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ご本殿
楼門をくぐると、いよいよご本殿。
立派な屋根! 大きな建物です。
行ったのは午前中だったのですが、ご本殿ではちょうど「誕生祭」と呼ばれる神事の最中。
信者の皆さんが座って祝詞を聞いていました。
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わーなんだか、神事の最中にすみません。
でもせっかくなので、本殿でお参りして健康祈願。
あれ、学問の神様でしたね……。厄除けの神様でもあるから、いいのかな。
ご神木の「飛梅」は本殿のそばに立っていますが、神事の最中なので、あまり近寄れませんでした。残念。
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大楠と梅林
本殿向かって左側に出ると、大楠がありました。
これまたすごい大きさです。ご神木だらけですね。
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さらに奥に進んでいくと、梅林がありました。
きっと春には見事に咲きそう!
梅林の周りにはお茶屋さんが並んでいて、ここでも梅ヶ枝餅を食べられるみたいです。
そして、この暑さ故に「氷」の暖簾が気になりますが、まずは先を急ぎます。
天開稲荷神社と奥の院
今回は「天開稲荷神社」までを目指してみました。
天開稲荷神社は、九州最古のお稲荷さんなんだそうで、名前の通り「天に道が開け、運気がぐんぐん上昇する」のだそうです。あやかりたい。
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梅林を抜けてそのまま道なりに行くと、階段が始まります。
暑いせいか、この日はひと気が少なく、山の木陰で本殿のほうより涼しい気もします。
だが甘かった。
緩い階段かなー、と思いきや、先に行くとどんどん急な石段に。
暑い夏にこれはきつい……!
木漏れ日の中、汗をダラダラかきながら、登っていきます。
きついんですが、道中に連なる赤い鳥居がきれいで、フォトジェニックです。
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最後の急な階段を上りきると、目の前が開け、小さなお稲荷さんがありました。
これが天開稲荷神社。
しっかり、運が開けるようお願いしてきました。
さらに、左側から「奥の院」に行けるそうなので、こちらも行ってみました。
石に囲まれた奥の院、不思議な感じで中は涼しかったです。
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完歩! そしてご褒美タイム
ようやく今回の目指すコースを完歩したので、ご褒美タイム!
降りてきた後、梅林そばのお茶屋さんに寄り道。
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本殿から見て一番奥にあるお茶屋さんだったせいか、お昼時だったのに空いていて助かりました。
ものすごく暑かったので、ここはかき氷一択。宇治金時とミルク金時をお願いします。
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汗をかいた体に沁みます。
ちょっとあんこが甘目でしたが冷たい氷にあってておいしい。
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次の大宰府天満宮お参りは、ぜひ春先に
真夏の大宰府天満宮は、ちょうどお祭りの日だったこともあり、信者さんも観光客も多くてびっくりでした。浴衣の女の子もいっぱいいましたよ。
暑さの中でしたが、しっかり神事を執り行う雰囲気を味わえました。
とはいえ、帰りに参道に戻る頃には、暑さにやられ、ぐったり。
お祭りの日でしたが、13時過ぎには退散してしまいました。
夜の「千灯明」も気になったのですが……。残念。
次は、ぜひ梅の咲いている春にまた行きたいものです。
(この時期も受験シーズンで混んでるかな?)