こんにちは、ノムロウです。
「ちゃんぽん」と言えば長崎名物だと思っていたのですが、実は佐賀にもおいしいちゃんぽんのお店がたくさんあるのです。
唐津においしいちゃんぽん屋さんがあるとの噂を聞きつけ、行ってきました。
「ほりばた」さんという食堂です。
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ほりばた
お店は「虹の松原」の南側、唐津ロイヤルホテルの近くにあります。
松浦川という大きな川の横を走る大きな通りから、路地に入るので少しわかりにくいかもしれません。
大衆食堂のような外観。ぱっと見は小奇麗な印象。
創業50年の定食屋さんだそうです。
お店の前には3台ほどの駐車場。
停められない車は、前の道のガードレールの側に縦列駐車していました。
結構な台数が止まっていたので、暗黙のルールのようです。
お店に到着したのは13時前。
店内は8割ほどの席が埋まっていました。
カウンター席が5〜6席、6人がけの大きなテーブル席が2つ、奥には広めの小上がりに座卓が5、6台あります。
気取っていないこの大衆感に居心地の良さを感じます。
壁にはサイン色紙が数枚。有名な方も食べに来るのかな?
女将さんがお水を持ってきてくれました。
「注文が決まったら呼んでくださいね〜!」とのこと。
メニューを見て、ちゃんぽんの豊富さに驚きます。
ちゃんぽんにトッピングする系の「イカゲソちゃんぽん」「甘エビ唐揚げちゃんぽん」「一口カツちゃんぽん」。
味がそもそも違う系の「辛ちゃんぽん」「カレーちゃんぽん」「味噌ちゃんぽん」。
モツ系の「味噌モツちゃんぽん」「スタミナモツちゃんぽん」。
春雨系の「春雨ちゃんぽん」。
これは選ぶのにもひと苦労だ!
モツ系の評判が良かったのでぜひ食べてみたかったのですが、あいにくこの日はお腹の調子が悪く、脂っこいものは避けたい……。
ということで私はプレーンな「ほりばたちゃんぽん(700円)」、妻のつたちこは「ゲソ唐ちゃんぽん(950円)」をチョイス。
ちなみに、ちゃんぽん以外にも、カレーや定食も充実しているようで、こんなに準備や調理をするの大変だなあと思ったり。ほとんどのお客さんはちゃんぽんを頼んでいるようでしたが。
入口のそばにはマンガの棚が設置してありました。これまたいい雰囲気。
みんな割と読むようで、4〜5人が本棚を行ったり来たりしていました。
待つこと10分弱でちゃんぽん登場。
持ってきてくれたお盆には、スープがこぼれている波々仕様。
う、うまそう!
さて、いただきます。
スープはクリーミーではなく、どちらからというと強めの塩味。
野菜から出たおいしさ成分が溶けている、旨味抜群のスープ。
そして、麺の上に乗っている野菜の多いこと。いくら食べても麺が見えてきません。食べごたえあるわー!
キャベツに、タマネギに、もやしに、肉に、もりもり食べ進めます。
野菜を頑張って食べて、ようやく引きずり出した麺。
黄色が強い極太麺です。やや柔らかめの仕上がり。
つるつるっと食べるというよりは、ずぞぞぞと吸い込む感じ。
麺は少な目で、どちらからというと野菜でお腹いっぱいに。
麺1に対して野菜3くらいはあったのではないか、と感じるくらいのボリュームでした。
ひとつもらったイカゲソから揚げは、味もしっかりついていて、カラッと揚がった食感が最高。
少し油っこかったけど、味が単調になりがちなちゃんぽんに、いい感じのアクセントが加わります。
ちゃんぽんに揚げ物トッピング、ありですねえ。
先日食べた「井手ちゃんぽん」はクリーミーなスープにつるっとした麺だったのに対し、ここ「ほりばた」のちゃんぽんは塩コショウベースのスープに柔らかめの麺。いろんなちゃんぽんがあるんだなあ。
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ごちそうさまでした
野菜が美味しい、食べごたえのあるちゃんぽんでした。
次々に地元の方と思われるお客さんがやって来ていました。
家族連れや、老夫婦、ひとりでふらっと、など、いろんなお客さんが来ていたのが印象的でした。
地域に愛される食堂なのでしょう。
今度はモツちゃんぽんを食べに行ってみたい。
ごちそうさまでした。
「ほりばた」
佐賀県唐津市松南町1-78