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こんにちは、つたちこです。
佐賀県唐津市のおみやげといったら何を思い浮かべますか?
呼子のイカ関連で、いかしゅうまいとか、イカせんべいとか……そっち系?
いやいや、スイーツにも歴史のあるおいしいものがありましたよ!
今回私が買ったお土産は、大原老舗の「松露饅頭」。
直径3cmほどの、かわいらしいお饅頭です。
松露饅頭の由来
松露饅頭の由来は、戦国時代に伝わった焼きまんじゅうが起源らしい。
それを江戸時代に改良して今に至っているそうです。
「松露」とは、松の根本に自生する球状のキノコの一種のことだそうで、そのコロコロした姿に似ていることから名づけられたそうです。
虹の松原がそばにある唐津ならではのネーミングですね。
ただし、饅頭といっても、いわゆる白い皮の蒸し饅頭系ではありません。
あんこ入りのカステラ焼き、という感じ。
南蛮渡来カステラ文化(勝手に名付けた)を持つ、九州ならではの工夫なのかもしれません。
そして一つ一つ手焼きなんだそうです。すごい!
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大原老舗 鏡店
今回立ち寄ったのは、唐津に本店のある「大原老舗」の鏡店。
鏡山展望台のそばにあるお店です。
広い幹線道路沿い、大きな駐車場のあるお店でした。
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手水鉢があったり、石畳があったり、素敵なエントランス。
入口には、小さいけれど手入れのされた松が植えてあります。
やっぱり「松露饅頭」が名物だからでしょうか。
中に入ると、広い店内のガラスのカウンターには、和菓子がずらり。
お店の奥にはきれいに手入れされた中庭があり、とても美しい空間でした。
ここを見ながら店内でお茶やお菓子をいただくこともできるようです。
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お店では松露饅頭以外も取り扱いがあり、今だけの夏のお菓子もおいしそう。
が、ここはやはり「松露饅頭」でしょう。
今回は6個入りの箱(540円)をいただきました。
大きなものだと、96個入りとか……!
巨大な箱に、ずらりと並ぶ松露饅頭。壮観です。
こんなおみやげ持って行って、相手を驚かせてみたい。
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松露饅頭、いただきます
さて、自宅に持って帰った松露饅頭。
早速いただきます!
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パッケージは和紙っぽい質感。全体に松葉柄が印刷されていて、かわいらしいです。
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包み紙を開けると、茶色のカステラが顔を出します。
ころころしてかわいらしい。
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まずはひとかじり。
皮のカステラ部分は薄いですが存在感あり。はちみつの香りがします。
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中は、しっとりした漉し餡がみっちり入っています。
これがなんとも上品な甘さ。
口に入れると、ほろっと崩れてとろけます。
渋いお茶と一緒に食べたら最高なやつです。
これ、江戸時代に考えたとか、すごいなあ……。
松露饅頭は買いやすい!
コンパクトで持ち運びしやすく、数が多いので大ぜいにも配りやすい、という会社へのおみやげなどにもおすすめの松露饅頭。
うっかり唐津市内で買い忘れても大丈夫。
素敵な直営店は一見の価値ありですが、直営店以外にも福岡空港、佐賀空港や、博多駅などの主要な場所には売店があるようです。
そこそこのお値段ですが、かわいらしい見た目と上品な甘さのお饅頭は、きっと喜んでくれる人も多いはず。
(一例ですが、24個入りで2,268円です。いろんな個数の箱があります)
注意点としては、添加物なしなので、賞味期限が短めです。
未開封で6日間とのことだったので、早めに渡せる方へのおみやげによいかと思います!
「大原老舗 鏡店」(今回寄ったお店です)
佐賀県唐津市鏡字立神4661-1
※店舗や売店が各地にあります。