こんにちは、つたちこです。
糸島市内に、2017年にできたばかりなのに、大人気のカフェがあると聞きました。
その名は「いちごや cafe TANNAL(カフェタンナル)」。
磯本農園という、いちごの農家さんの直営カフェです。
キャッチフレーズは「いちご屋による いちご好きの為の いちごcafe」。
つまり、いちごのことを知り尽くした、いちご農家さんならではの、摘みたていちご満載のメニューばかりなんだそう。
これは行ってみなければ!
※2023年現在、近隣に移転されてメニューも一部変わっているようです。以下は移転前の情報です。
春の糸島といえば、いちご! といっても過言ではない
私たちが糸島に引っ越してきてもうすぐ1年。
こちらに越してくるまで、糸島の農業には全く詳しくなかったのですが、糸島の冬~春の産直市場は、いちごだらけです。
「あまおういちご」は東京でも有名な品種でしたが、高級品として認識していました。
そのあまおういちごが、糸島では山のように売っているのです。
しかも、めっちゃ安くてめっちゃおいしい。
今年は、いままでになくいちごをたくさん食べた気がします。
そんな、いちごの産地糸島で、いちご農家さんがやってるカフェときたら、期待しかありません。
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cafe TANNALに行ってみた(1回目)
いざ、行ってみよう! とランチタイムに車で出かけました。
cafe TANNALのある場所は、糸島半島のど真ん中。
糸島市の志摩と呼ばれる地域にあります。
福岡市中心部から、車で約1時間ほどでしょうか。
電車の最寄り駅は、JR筑肥線の筑前前原駅ですが、駅からは車で10分ほどかかります。
頑張れば歩けなくないですが、1時間くらいかかりそうな距離なので、車で行くことをお勧めします。
さて、地図を見ながら近づいて、そろそろお店かな? というところで、駐車場の看板が見えました。
あった! と喜んだのもつかの間。
お店の前の駐車場は満車。6台ほど停められるのですが、それが全部埋まっています。
※移転先のお店では20台分の駐車場があります。
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)駐車場案内](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal12.jpg)
道は狭いので、道端で待つわけにもいかず、いったんスルー。
待つにしても、いつお客さんが出てくるかわかりません。
これはもしや、よっぽどタイミングが合わないと入れないパターンでは……。
この日はもうおなかがぺこぺこだったので、あきらめて別のお店に行くことにしました。
cafe TANNALに行ってみた(2回目)
3日ほどたって、再度チャレンジしてみました。
今度は14時前くらいと、ランチタイムはちょっと遅めの時間。
どうかなー? とお店に近づくと、この日は駐車場が空いていました! やった!
2回目にして、何とか車を停めることができました。
この時点で、すでに達成感。
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)の外観](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal01.jpg)
白・赤・黒のかわいらしい外観。
お店は、白いレンガ風の壁に赤い扉、黒い庇、とかわいらしい雰囲気。
早速中に入ります。
見上げると、太い梁を使ってあってナチュラルな感じです。
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)のインテリア](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal02.jpg)
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)のインテリア](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal03.jpg)
狭いながらも機能的なカウンターの中に、女性が二人。
せっせとデザートを作っていました。
そしてほぼ満席でした。やはり。
テーブルが大小3つくらい、カウンターが5席くらいあります。
お客さんは親子連れが多かったです。
平日だったのですが、春休みだったので学校はお休みなんですね。
「カウンターでもいいでしょうか?」と聞かれたので、そちらに座らせてもらいました。
カウンターは調理スペースでもあります。
私たちが座った時にも、ちょうどいちごたっぷりのパフェを作っている最中でした。こりゃすごい。
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)カウンターの様子](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal04.jpg)
満席ということもあり、とても忙しそうです。
こちらは、ゆっくりとメニューを拝見。
いちごのデザートも気になるところですが、私たちはランチ目当てなのです。
食事メニューは、チキンカレーとツナサンドの2種類でした。
このチキンカレー(1,080円)がおいしいと聞いていましたので、これは絶対頼む。
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)のメニュー](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal05.jpg)
カレーでおなか一杯になるだろう、と思いつつ、やっぱりデザートも気になります。
メニューを見ると、いちごパフェに、いちごチーズケーキ、いちごフレンチトースト、いちごスムージーにいちごサイダーと、まさにいちごづくしのメニューたちがずらり。
しかもカウンターの目の前で、どんどん出来上がるデザート。
どれもおいしそうすぎる。
悩んだ結果、やっぱりどうしても食べてみたい! と欲望のままに「いちごパフェ」をオーダー。
1,500円なり。カレーより高い!
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cafe TANNALで、いちごづくしランチ&デザートを堪能する
オーダー後も結構待ちました。
ちょうど先客の全員が「これから食べる」タイミングだったようです。
ただ、カウンター席のおかげで、目の前でデザートを作るのが見られるので、飽きません。
うわ、そんなにたっぷりいちご入れる!?
どこまでいちご積むの!?
……と、内心興奮しつつ、ひとつひとつ丁寧に作られるデザートを見て期待が高まります。
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)いちごパフェ](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal13.jpg)
ん? でもカレーを作っている気配があまりありません。
カレーなので基本盛るだけでは? と思っていたのですが、デザート以外の進行が感じられません。
まさか忘れられちゃった……?
と思っていたら、カウンター内ではなく、奥にあったスタッフルームから、カレーがやってきました。
そちらにもキッチンスペースがあったんですね!
(お店のカウンターは超狭いので、バックヤードでいろいろ下準備などをしているのかもしれません)
カレーが奥から出てたきたことにもびっくりしましたが、いざ、出てきたお皿を見て2度ビックリです。ピンク色の、まさにいちごやさんのカレー!!
これがいちごやさんプレゼンツのチキンカレーだ!
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)スパイシーチキンカレー](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal07.jpg)
ほんのりピンクのごはんに、チキンカレーがたっぷり。
添えられたサラダには、小さないちごがごろごろしているし、ドレッシングもどうやらいちごドレッシング。
ピクルスも、いちごビネガーで作ってあるんだそうです。
カレーなのにいちごづくし!
では、いただきます!
サラダは、いちごの甘酸っぱさと野菜と、一緒に食べても思ったより違和感がなかったです。
シャキッとしたサラダはさっぱりとして、甘みと酸味でおいしい。
そしてカレーです。
ごはんがピンクなところが気になりますが……。
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)チキンカレー](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal14.jpg)
食べてみると、カレーはココナッツの風味がよく効いて、中辛。
チキンはほろほろに崩れています。
マイルドな辛さで、食べやすいカレーでした。
これはおいしい。
食べていると、カウンターの中からスタッフの女性に「カレーはいかがでした?」と声をかけられました。
「おいしいです!」と答えると、
「カレーにもごはんにも、いちごが入っているのわかりました?」……と。
ごはんのピンクは、もしや……と思っていましたが、カレーにも入ってたのか! 全然気づきませんでした。
ごはんも、色はともかく、味は全く違和感ありません。
「いちごカレー」として売り出すのではなく、あくまで「チキンカレー」としてメニューに載せているのは、色モノ扱いされたくないからかしら……。
実際とてもおいしかったです。普通に何度も食べたい感じです。
いよいよいちごづくし豪華パフェの登場
さて、カレーも後半にさしかかったタイミングで「そろそろパフェの準備を始めてもよろしいですか?」と声をかけられました。
パフェを作るのには、とても時間がかかるのです。
「お願いします!」
そして、私たちは残りのカレーをきれいに片づけて、パフェの登場を待ちます。
目の前で自分たちのためのパフェが出来上がっていく様子にワクワクします。
しかし本当に、パフェに入るいちごの数と種類がすごい。
生のいちごは、縦に切ったり、薄くスライスしたり、小粒のものをそのまま使ったり。
そのほかに、いちごのシロップ、シロップ漬けの煮いちご。
中に入るスポンジケーキもたぶんイチゴ味。
バニラアイスにいちごシャーベット。
それらを積み上げるのに、接着剤替わりの生クリーム。
正しく、いちごづくしのパフェです。
出来上がったものが、こちらです。
じゃーん。
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)のいちごパフェ](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal08.jpg)
見えてる面だけじゃなくて、全部この状態なのです。
360度、いちごしか見えない、いちごパフェです。
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)いちごパフェ](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal09.jpg)
いちごタワーだ。いや、いちごスカイツリーだ。
どこから攻めていくべきかわからない、いちごの盛り具合。
すごすぎる。
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)いちごパフェ](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal15.jpg)
「これ、いちごは何個くらい入ってるんですかね」と聞いてみたところ、
「サイズもいろんなものを使っているので、何個とは数えたことないんですが、半パック以上は使ってますかねー」とのこと。
その日の朝に採れたてのぴかぴかいちごを、半パック以上!
何というぜいたく。
崩さないよう、おそるおそる、上のいちごから食べていきます。
あまい!!
完熟の採れたてなので、本当にジューシーでとってもおいしい。
さすがいちご農家直営!
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)のいちごパフェ](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal10.jpg)
生クリーム、アイスクリームとの相性はもちろんばっちり。
どこを食べてもおいしい組み合わせなのです。
食べても食べても、フレッシュでおいしいいちごが出てくる。
これはいちご好きには本当にたまらないパフェ。嬉しすぎる。
また、フレッシュないちごだけではなく、シロップ漬けのいちごも混ざっているのですが、これがまた違ったおいしさ。レモンの風味が効いた爽やかな味で、これにも手がかかっているのが分かります。
![【福岡・糸島】cafe TANNAL(カフェタンナル)](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal11.jpg)
多いかなー食べ切れるかなー、なんて言っていましたが、ぺろりと完食。
2、3日は、「もういちごはいいです」というくらい、いちごを食べつくしました。
いちごでおなか一杯。満足&満腹です。
ちなみに、ほかのデザートも作るのを見ていたのですが、生いちごを堪能したいのなら、やはり「パフェ」が一番、いちご率が高そうです。
でもフレンチトーストやチーズケーキも、おいしそうでした……。
個人的には、次に行くときにオーダーしたいのが、いちごのスムージー。
冷凍したイチゴと、いちごシロップとフレッシュミルクなどで作っているようでした。
めっちゃおいしそう。
私たちが食べ終わる頃には、外にまで待っている人が並んでいました。
やっぱり大人気!
食べ終わったら、早々に退散しましょう。
ごちそうさまでした!
冬~春が一番! だけど夏以降もいちごメニュー満載らしい
フレッシュないちごが食べられるのは、やはり5月くらいまででしょうか。
6月から11月くらいの間は、出せないメニューもあるそうです。これは仕方ないですね。
でも、調べていたら、夏は手作りいちごシロップのかき氷などもあるみたいで、そちらもとても気になります。
いちごシーズン以外も、きっとおいしいものが食べられそう。
糸島ならではのいちごやさんのカフェ。
車を停めるのがちょっとハードル高めですが、糸島のいちごを堪能するのに最適なお店でした!
![](https://ak-kyushu.com/wp-content/uploads/2018/04/180430-tannal06.jpg)
cafe TANNAL(カフェ タンナル)
糸島市志摩吉田1640-2
糸島のいちごのお土産なら、「伊都きんぐ」のスイーツもおすすめです!