【長崎・五島列島】上五島のおいしいおみやげ3選!自宅で五島の余韻に浸る!

こんにちは、つたちこです。
上五島の旅の思い出に、買ってきたおみやげを紹介します!
とはいえ、私は基本「花より団子」派なので、おみやげも食べ物ばかりです。

家に帰ってからも、五島のおいしいものを食べて、「また行きたいなー」と旅の思い出に浸りました。

これは必須!「五島うどん」

五島といえば、これ! といいたくなってしまう「五島うどん」

五島うどん、旅行中にはアクシデントで食べ損ねたので、くやしくていろんな製麺所のものを買って帰りました。
これが本当においしくて、買って帰ってよかった!!

上五島のおいしいおみやげ
五島うどん、いろいろ買って帰りました!

五島うどんは、五島の気候・風土によって独自の麺に発展したうどんなんだそうです。
生地をのして包丁で切る「讃岐うどん」のようなタイプではなく、練った生地を細長くのばして乾燥させたのが「五島うどん」です。
五島の特産品である食用椿油を塗り、麺同士がくっつかないようにして熟成させ、何度も伸ばして乾かして作るんだそうです。
そうめんの製法に近いですね。

うどんとしては細めですが、コシが強くて表面がとてもなめらか。
伸ばして作ってあるので、麺は角ばらずに丸い断面です。
のどごしがとてもよくて、するするとのどを通っていく食感がとてもおいしいです。

あわせる出汁は、やっぱりあご(トビウオ)の出汁!
当然あご(トビウオ)も五島の特産だそうです。
上品なコクのあるあごだしと、のどごしのいい五島うどんの相性は抜群です。

代表的な食べ方は「地獄炊き」。
大鍋でゆでた五島うどんを、そのままテーブルに出して食べる、釜揚げうどんのような食べ方です。

上五島のおいしいおみやげ 五島うどん 地獄炊き
地獄炊きは、茹でたうどんを鍋ごとテーブルへ!
手前にあるのが「あごだし」のつゆです。

もちろん、茹でた後に冷たい水で洗って引き締めて、ぶっかけやざるうどんとして食べても、とてもおいしいですよ。

上五島内には「五島うどん」の製麺所がたくさんあり、様々な五島うどんが売っていました。
パッケージがかわいいものや、渋いもの、上品な感じのもの。
出汁が添付してるタイプ、別売りタイプ、といろいろあって、選ぶのは楽しくも悩ましい時間です。

友人や知人にあげるお土産は、相手のキャラクターにあったパッケージを選んでみたりしました。

自宅用にも何種類も買ってきました。
正直、それぞれの麺ごとの違いは明確には感じられませんでしたが、どれもおいしくて、ぺろりと食べてしまいました。
もっと買ってくればよかった!

私はあっという間に食べてしまったのですが、乾麺で日持ちもするので、大量買いしても安心です。

 

五島手延うどん協同組合
http://www.goto-udon.jp/

通販で五島うどんが買えます!

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素朴な甘さがたまらない!「かんころもち」

宿泊した「ホテル マルゲリータ」の夕食に出てきて、あまりのおいしさにホテルの方に「これはなに??」と聞いて教えてもらった「かんころもち」
こちらも五島列島の郷土料理です。

もともとは、五島地方の冬の保存食として作られていたそうで、乾燥させたサツマイモともち米をゆでてあわせたものだそうです。

上五島のおいしいおみやげ
かんころ餅は素朴な見た目。

正直、見た目はものすごく地味。
色も薄茶色で、素朴さ全開。

ですが、これがほんのり甘さがあって、とてもおいしいのです。
そのままでも食べられるそうですが、5mm~1cmほどの厚さに切って、少しトースターなどであぶってから、お好みの味をつけて食べるのがおいしいです。
ちょっと焼きいも風の味になります。

上五島のおいしいおみやげ かんころ餅
スライスします。柔らかいので、すいすい切れる。

味付けは、砂糖醤油のみたらし風や、バターと蜂蜜、甘味噌など。
ベースのお餅が薄甘なので、ごはんのおかずというよりは、おやつやお口直しみたいな感覚で食べるのがおすすめ。

上五島のおいしいおみやげ かんころもち
ちょっと焦がしました…。
カリカリの表面と、もちもちの中身がうまい!

大きな塊のかんころもち(切って食べる)や、最初から一口サイズに小さく丸めてあるタイプもありました。
切った状態でラップに包んで冷凍保存も可能なので、少しずつ食べるのも問題なしです。

他にも、ゴマの入ったもの、ヨモギの入ったものなど、地元ならではのバリエーション豊かなかんころもちもありました。
オリジナルバージョンと併せて、買って帰ってもいいかも!

上五島のおいしいおみやげ 五島うどん かんころもち
あんこ入りバージョンもありました。
上五島のおいしいおみやげ 五島うどん かんころ餅
こちらも、少し焼いて食べるとアツアツでおいしい!

 

かんころもちも、通販可能でした!

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豊かな海の恵みをいただく!「干物&魚加工品」

五島は島国なので、当然ですが周りは全部豊かな海に囲まれています。
島で食べる魚のおいしかったことといったら……!

なので、おみやげにもそのおいしい魚が使われている商品がたくさんあります。

今回買って帰ったのは、小鯛のみりん干し
そして、ブリの切り身の燻製

小鯛のみりん干しは、結構な大袋に、3枚におろした小鯛のみりん干しがたっぷり入っていました。
※うっかり写真を撮り損ねてしまいました……。

「ちょっと二人暮らしには多かったかな?」
……なんて最初は思っていたのですが、一度袋を開けたら、そのおいしさに手が止まらない止まらない。
鯛の旨みと甘じょっぱさの絶妙なバランスに、1枚食べては「もう1枚」とつい手が伸びてしまうのでした。

お酒のつまみに最高です。
もちろん、ほんのり甘じょっぱい味なので、お子さんも大好きな味だと思います。
魚丸ごと(しかも鯛!)をもりもり食べられちゃう、最高のおみやげでした。
これまた、あっという間になくなってしまいました。

 

もう一つの「ISLA de CAMELIA」のブリの燻製

上五島のおいしいおみやげ 五島うどん ブリの燻製
おしゃれパッケージのブリの燻製。

採れたてのブリの切り身を、自家製ブレンドのチップで燻製したもの。
真空パックで、開けると柔らかい切り身の燻製が現れます。
パッケージがおしゃれで、「おっ!?」と目を引くおみやげです。

これがまた、お酒のつまみに最高の一品でした。
ビールや、ワインに合いそうです。あ、試しませんでしたが、ウイスキーにもよく合いそうです。

ブリ以外にもいろんな地魚の燻製があったので、もっと買ってくればよかったー! と空になった袋を見ながら後悔したほど。

ちなみに「ISLA de CAMELIA」は「島の椿」という意味だそうです(五島は椿で有名です)。

ISLA de CAMELIA
http://kamigoto-bar.com

他にも地物のおみやげがありますが……

他にも、上五島周辺の海水から作った天然塩の「矢堅目の塩」、五島特産の「椿油」など、小さな五島の中にはいろんなおみやげがあります。

また、今回はつい食い気に走ってしまいましたが、縁起物の民芸品や、焼き物などもあるそうです。

旅の思い出に、おみやげは欠かせませんよね。
五島の大自然や教会とともに、お土産探しもお忘れなく!