こんにちは、ノムロウです。
佐賀・唐津と言えば、何を思い浮かべるでしょうか?
唐津城、唐津くんち、そして呼子のイカでしょう!
唐津市の隣の糸島市に住んでいる我々、有名な「呼子のイカ」を食べてみたいと常々思っていました。
というわけで今回は、福岡に移住してから初めて「呼子」に行ってきました。
「呼子 イカ」で検索してみると、たくさんのお店が出てきます。
今回チョイスしたのは、中でも有名と思われる「河太郎」。まずはメジャーどころで!
呼子ってどこにあるの?
福岡方面から車で向かい、唐津城を越えて、国道204号線をさらに北上します。
唐津市中心部からは15kmくらいのところにあります。意外に離れています。もう少し近くにあると思っていました。
天神からだと、高速を使って1時間半というところでしょうか。
唐津からは海沿いを走り北上。途中からは田んぼが広がる内陸部に入ります。
呼子が近くなるに従って、どんどんイカの看板が多くなり、徐々に頭の中はイカモードに。
呼子の漁港エリアに入ると、そこはイカ料理屋さんが大量に並ぶスポットでした。
有名な「いか本家」や「萬坊」なども並んでいます。
漁港には、イカ釣り漁船が港に横付けされていて、イカづくしの風景に一気にテンションアップ。
目指す「河太郎」は、その漁港を越えた最北端にありました。
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河太郎
やってきました河太郎。
到着したのは13時半頃。
平日でしたが、駐車場には多くの車が止まっています。さすが人気店。
かなり大きな店内。全部で130席ほどあるようです。
中に入るとまず気になるのが、巨大ないけす。
いけすはお店の中央に配置されていて、それを囲むようにテーブル席が配置されています。
今回、いけす脇のテーブルに案内してもらいました。なんだか特等席のようでうれしい。
そして、いけすの中にはたくさんのイカが!
たまに店員さんがやってきて、大きな網でイカを連れていきます。
すぐに調理されてしまうのですね。
ちなみに席にはこんな張り紙が。
「こちらのお席は、塩水、イカ墨がかかることがございます。」
Oh……。塩水はまだわかるけど、イカ墨はシャレにならんな? そういう意味で特等席?
さて、メニューを見てみましょう。
メインはなんといっても、イカ活き造り定食。2,700円!
少し安いものだと、イカの天ぷら定食(1,500円)、刺身定食(1,500円)、フライ定食(1,300円)などもあります。
やはりここまで来たからには、活き造りを食べなくては。
ということで、イカの活き造りを注文!
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イカ活き造り定食
注文後、すぐに小鉢やタレ、お吸い物が出てきました。
白米はおひつで。大量に入っているので、足りないことはないでしょう。
そして、10分ほどでイカの登場!
うおー、さすが活き造り、とれたてぴちぴち……。足がグネグネ動いています。
このビジュアルはちょっと苦手な人もいそう。ごめんね、とつい言ってしまうのは人間のエゴか。
ちなみにこれで3人分。かなり大きなイカです。
刺身は透き通っていて美しいこと。
早速食べてみると……。
ものすごいコリコリした食感! この細さなのに、この弾力! これが新鮮なイカの実力なのか!
可哀そうだけど、ゴメンナサイ、とても美味しいです。
思ったより細く切られているので、数がたくさん食べられて嬉しい(貧乏人の発想)。
このくらいの細さが食べやすく、一番美味しいのでしょう。
次に、刺身と同時に出てきたイカしゅうまいを。これがまた美味しい。
ぷりぷりでやわらかくて、イカの風味がよく出たしゅうまいです。程よく大きくて、食べごたえも充分。
刺身を食べ終わったころを見計らって、店員さんがやってきました。
ここで働いているホールの方はおばちゃんが多めで、丁寧でかしこまった接客というよりは、田舎の食堂に来たようなアットホームさがあります。
「そろそろ調理しますね、天ぷらか、塩焼き、どれがいいですか?」
そう、刺身を食べたあとのイカを調理してくれるのです。この2段構えこそが呼子イカの醍醐味。
塩焼きも気になりますが、やはりここは天ぷらでしょう。
いったん器ごとイカは退場。
10分ほどで天ぷらやってきました。
これがまた、衣サクサクでイカは柔らかくて、とても美味!
ゲソの部分と、柔らかな身の部分の食感に違いがあって、飽きずに食べられます。
ショウガの入った天つゆがよく合いますねえ。
この山積みの天ぷら、かなりボリューミーです。途中でかなりお腹が膨れてきますが、さっきまで生きていたイカを見ると、残すわけにはいきません。ひとつ残らず、しっかり完食しました。
最後のデザートは、甘夏のゼリー。
さわやかな柑橘系のゼリーで口の中もさっぱり。
盛りだくさんの内容で大満足。お腹いっぱいでございます。
ごちそうさまでした
新鮮で食感抜群のイカ、非常に美味しかったです。
刺身だけではなく、天ぷらが美味しくてたまりません。
今では、糸島や福岡市内でも呼子のイカを食べることができますが、やっぱり現地で食べるのが一番新鮮で美味しいのでしょうなあ。
ひとつ注意なのが、このお店ではクレジットカードが使えないこと。
定食の値段が結構高いので、現金を忘れないように持っていきましょう。
ごちそうさまでした。
本当に呼子まで行った甲斐がありました。
「河太郎」
佐賀県唐津市呼子町呼子1744-17
https://tabelog.com/saga/A4102/A410201/41000045/(食べログ)