こんにちは、ノムロウです。
北九州市にある、藤で有名な「河内藤園」に行ってきました。
たくさんの藤が一面に連なる様子は幻想的で、美しすぎるの一言。僕の汚れた心も浄化されるようでした。
河内藤園は、2012年「実在する世界の美しい場所10」、2015年アメリカCNNの「日本の最も美しい場所31選」に選出され、海外から注目を集めて改めて日本でも注目されるようになったとのこと(公式サイトより)。
そのため、国内外から多くの観光客が訪れるのだとか。
実際、観光客の中にはたくさんの外国人が。特にアジア系の旅行者が多い印象でした。
入園にはコンビニでチケットの購入が必要だったり、入園時間に制限があったりと少し特殊です。
その手順を含めて、河内藤園をご紹介します。
GW前後は事前購入チケットが必要
河内藤園は入園料がかかります。
特に、GW前後の4/21(土)~5/6(日)の藤の花が見頃の時期は、コンビニでチケットの事前購入が必要になります。
このチケットがないと、中に入ることができません。
以前、GWの時期には藤園までの道が大渋滞を起こしていたそうで、渋滞緩和のために数年前から事前チケット制にしたのだとか。
事前チケットは、セブンイレブンかファミリーマートの端末で購入可能です。
今回、我々は平日の4月25日(水)に行ったのですが、藤園に行く30分前くらいに、小倉のファミリーマートで購入しました。売り切れの様子はなく、すんなり買うことができました。
ちなみに、ファミリーマートの端末では、河内藤園のチケットは下記のカテゴリーにあります。
チケット
↓
JTBトラベル・レジャー
↓
レジャーチケット
↓
福岡
↓
河内藤園
このカテゴリーを頭に入れておいた方が、スムーズに買うことができます(はじめは端末の検索機能を使って探したのですが、見つけられませんでした。適当に探すのは、時間がかかりすぎて効率が悪いです)。
チケットは日時指定制です。
日にちごとに、2時間ごとの入園時間別に分けて販売されています
8~10時
10~12時
12~14時
14~16時
16~18時
この時間は入園時間の指定で、滞在時間はこの時間は関係ないとのことです。
また、入園料は藤の咲き具合によって変動します。
コンビニで買う事前チケットは500円の固定料金で販売されていて、時期によって入園時に500円〜1,000円を追加で支払う仕組みになっています。
4月25日(水)の午後は、1,500円(事前チケット代+1,000円)でした。
値段が高いということは逆に言うと、見頃ということですね。
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場所・アクセス
河内藤園は、思っていたより山の中にあります。
我々は車で向かいました。
自宅のある糸島市からは、高速を使って1時間半くらいの道のり。
北九州市内に入ると、町中の大きな道路にも藤園への案内看板が見られるようになり、人気の高さが伺えます。
藤園が近くなるに従って、道路はだんだんと細くなり、くねくねとした山道になります。
山道ですがそこそこ交通量があるので、安全運転で向かいましょう。
JRで行く場合、4月21日〜5月13日までの間は、JR八幡駅から河内藤園まで無料シャトルバスが出ているようです。
1時間に1本、所要時間は30分だそうです。
→無料シャトルバスについて
駐車場
藤園のそばに複数の駐車場が用意されています。
藤園の目の前に1ヶ所。そして、道路を挟んだ向かいに臨時駐車場がもう1ヶ所。こちらは段々畑のような駐車場で、こちらのほうがたくさん停められそうでした。
警備員の方も複数配置されていて、徹底した交通整理が行われていました。
また、観光バスが停められる専用スペースもあり、たくさんの観光客を迎え入れる準備が整っているように感じました。
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河内藤園内の様子
我々が到着したのは4月25日(水曜日)15時ころ。
平日の午後で、さらに小雨がぱらつく天気だったというのに、入り口には行列ができていました。
受付でコンビニで買った事前チケットを出し、さらに差分の1,000円を支払います。
中に入るといきなり、藤のトンネル!
奥まで連なる藤の様子は圧巻です。
う、美しい!
よく見かける紫色だけではなく、ピンク、白といろんな色の藤があるおかげで、変化がついてますます綺麗です。淡い色のグラデーションが目の前に広がります。
園内では全部で22種類の藤が見られるのだそうです。
また、園内は藤の花の香りでむせかえるようでした。藤ってこんなに香りが強い花だったんですね。
この日は小雨が降るあいにくの天気でしたが、藤がしっとりとしていて、これはこれで良い風景でした。
奥に進みましょう。
トンネルの中では記念撮影する人たちでごった返していましたが、歩けないほどの混雑ではありません。
トンネルを抜けると、次は藤のドームがあります。
ドームの中に入ると、半球状の形を取り囲むように藤が咲いている様子を眺めることができます。
鳥かごの中にいるような感覚になりますね。
ドームを抜けて、次のエリアに移動します。
途中、モッコウバラ、オオデマリなど、藤以外の花が咲いているのも見られます。藤のそばにあった新緑のもみじも、また美しい。
先に進むと、今度は圧巻の一面の藤棚が広がっていました。
ずらっと「面」でどこまでも広がる藤の花は美しいの一言。
藤の花がシャワーのように、上から降り注いで連なる様子はとても幻想的です。
足元は木の板で通路が作られていました。藤の根元が観光客に踏まれて、弱ってしまうことを防ぐための措置だそうです。
また、太くて立派な藤の木の根元には、人が近づけないようにロープが張られていました。これも藤を守るための大事な対策ですね。
園内には、たくさんのスタッフさんが立っていました。
藤の花を手入れしたり、観光客の写真を撮ったり、質問に答えたりと、藤園のことをしっかり伝えようとしていたのが印象的でした。
この絶景を守るために、たくさんの手間がかかっているのだと思います。
藤棚から出ると、長いくだり坂に。ここも天井に藤が咲くゾーンになっています。
この下り坂を抜けると、一周して入り口に戻ってきました。
ここで終わりかなと思ったら、実はもう一本、藤のトンネルがありました。
はじめに歩いたトンネルと平行して位置しています。
こちらのトンネルの方が、はじめに通ったトンネルよりお客さんが少なめなので、ゆっくり花を見ることができました。
全体をゆっくり歩いて約1時間ほど。じっくりと藤を堪能することができました。
おわりに
まさに今(今日は4月26日です)が見頃とのこと。
いつまで見られるか聞かれていた係の方が「あと一週間くらいかねえ」と言っているのが聞こえました。
花の先端には、まだ開いていないつぼみがついているものも多く見られました。これから数日で咲いていくのだと思います。
コンビニでチケットを販売する方式になってからは、交通渋滞も緩和されていること。GWあたりに、この絶景を見にいってみてはいかがでしょうか。
「河内藤園」
〒805-0045
福岡県北九州市八幡東区河内2-2-48
https://kawachi-fujien.com/