こんにちは、つたちこです。
夏真っ盛りです。正直、福岡の夏がこれほど暑いとは予想できていませんでした。
今年が特別暑いのだと思いたいところです。
さて、暑いなら暑いなりの楽しみがあります。
夏はイベントがいっぱい。花火もその一つ。
唐津の九州花火大会も観に行きましたが、福岡でもいくつも花火大会が開催されます。
そのうちの一つ、2017年7月26日に開催された「シーサイドももち 花火ファンタジア FUKUOKA」に行ってきましたので、レポート!
シーサイドももち 花火ファンタジア FUKUOKA
そもそも百道浜(ももちはま) は、1980年代後半にウォーターフロント開発として埋め立てが進んだエリアだそうです。バブル絶頂期ですね。
以前乗ったタクシーの運転手さんが、「昔はこの辺全部、海だったよー!」と教えてくたことがありました。
東京でいうと、豊洲とかお台場とか、そんな雰囲気です。
タワーマンションや、ちょっと高級そうな一軒家が整然と並んでます。病院とかの施設も、どことなく高級感あり。
近くには、福岡ドームや福岡タワーもあります。
そんな百道浜での花火開催は、なんと17年ぶりなんだそうです。
すごい久しぶりの開催ですね。
さて、今回開催を知って、公式サイトを調べてみると、花火が見やすいところは全部有料席でした。
更に椅子指定席のプレミアム席もありとか。
カメラマン用の写真撮りやすい席もありとか。
テレビ局が運営に絡んでいるようで、いろいろエンタメ性が高そう。
というわけで、事前にコンビニで有料席を買っておきました。1人3,000円。
これを高いとみるか安いとみるか。
……先に、結果から言いますと。
これは、買ってよかった。とてもよかった。
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当日、会場までの道のりと、席取り状況
事前にチケットを買っておいたとは言え、エリア指定の自由席。
以前、東京湾の花火大会に、やはり場所指定のチケットで行ったことがありましたが、15時くらいから開場して、みんな炎天下にも関わらず場所取りしていた思い出がよみがえります。
東京ほどではないとはいえ、 福岡市内の都市部での開催には変わりない。
やっぱり適当に早めに行って、場所取りしないといけないのでは……。
今回の花火は16時開場、19時半開演です。
会場へのルートは、地下鉄空港線 唐人町駅か、藤崎駅が最寄り駅。
ちょっと遅めになってしまったな、と思いつつ、17時半くらいに地下鉄 藤崎駅に到着しました。
が。
……あれ、全然駅が混んでない?
私の予想では、「すでに駅構内はごった返し、駅のトイレは長蛇の列、コンビニは人でぎっしり」……みたいなのを思い浮かべていたのですが、全然通常モードです。
かろうじて、たまに浴衣姿の女の子がいるな、くらい。
改札外には案内の警備の方がいましたが、まだまだのんびりしている感じ。
外に出ると、さすがに会場に向かう人たちがいますが、それでも道路は混雑、という感じではありません。
駅から海そばの会場までは徒歩20分ほど。
18時過ぎに到着しましたが、さすがに会場にはそれなりに人がいました!
入口でチケットを渡すと、リストバンドと、敷物の入った袋を渡されます。
このリストバンドが会場エリア分けの目印になっています。
ちなみに、今回のチケットはAブロック。海に向かって左端です。
入口から海に降りると、さすがに結構人がいました!
見るところは完全に砂浜です。
入口を抜けたところは、会場のセンター付近だったので、Aブロックがある左手に向かって歩いていきます。
Aブロックは……閑散としていました……。
人がいることはいましたが、かなり余裕のすかすか配置。
ええー……。
唐津の花火大会でも、場所取りに関しては肩透かしを食らったのですが、まさかの都市部花火でもそんな感じでしたか……。
この花火大会は、敷物持ち込み禁止。
配布されたシートを使うルールでしたので、ガラガラの空いたところに陣取りました。
ちょっとシート小さめですが……。
ようやくひと心地つきました。
海から吹く風が心地よくて、暑さを忘れます。
さて暗くなる前に、ご飯をいただきます。
姪浜駅で食べ物を購入して持ち込んだので、今回は屋台は利用しませんでした。
花火スタート!
19時半の時間ぴったりに、MCの声が聞こえ、開会をアナウンス。
さすがテレビ局(RKB毎日放送)が主催の実行委員会筆頭なだけありますね。
なんというか、プロの進行です。よく通る声だ。
まだ結構明るいのに開始? と思ったら、小学生のメッセージ(優秀作の表彰)と、歌のコーナーなどがありました。
本番の花火は20時開始。スタートの声が上がってから30分ほどは、花火以外のセレモニーでした。
このころには、さすがに周りにも人が増えてきました。
でもぎゅうぎゅう、という感じでもなく、余裕があります。パーソナルスペースが取れるって素敵。
20時にようやくカウントダウン。いよいよ本格的に花火が打ちあがります。
今回の「花火ファンタジア」は、音楽と花火の融合、というのがウリ。
会場には大きなスピーカーが多数設置してあり、音楽に合わせて花火が打ちあがるのだそうです。
全部で6部に分かれていましたが、それぞれ個性的。
グランドオープンは、クラシック。ワーグナーのタンホイザー大行進曲。
ちゃんと音楽のクライマックスに合わせて、花火が大量に打ちあがります!
おお。すごい!
打ちあがるだけでなく、海上から発射される花火や、海上で丸く(半円に)開く花火も。
海の上の花火、すごい!!
唐津の九州大花火大会もよかったですが、やはり、こんなに近くで見られると、迫力が違います!
スピーカーも近くにあるので、音と花火のずれもなく、気持ちよく見ていられます。
音楽はクラシックから、イタリア民謡、スペイン民謡(スペインのUFO花火、面白かった!)、福岡出身歌手の80~90年代音楽(懐かしすぎる)などなど、バリエーション豊かすぎるラインナップ。
飽きなくていいかもしれません。
スペイン花火は、途中(49秒くらい)のUFO花火が面白い! ふよふよ浮く不思議花火です。
そして何よりすごかったのが、最後の6部。
「関家具Presents グランドフィナーレ」。
関家具は、今回の特別協賛で、配布された敷物にも「関家具」の名前が大きく載っています。
第6部は、その名の通り、この花火大会の最後を締める部分です。
約10分弱なのですが、その間に4000発の花火が打ちあがります……て、言葉にするとあっさりなんですが。
ばかすか打ちあがるわ、海上からも花火が上がるわ、ナイアガラ花火も出るわ、次から次へと、休みなく怒涛の如く大量の花火が打ちあがります。
もうどこを見たらいいのかわからない!!!
あまりにすごすぎて、笑っちゃう!!!
という、初体験をいたしました。
「関家具プレゼンツ、まじすごい」という言葉しか出ませんでした。
関家具は、福岡県大川市の家具屋(家具の総合商社)さんだそうです。
何かあったら関家具に行く……とは言いませんが、関家具の名前はばっちり覚えましたよ。
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撤収もスムーズ!
終演後の撤収は、さすがにみんな一斉なので人が多いですが、駅までのルートが複数あるせいか、それほど混乱しませんでした。
私たちはAブロックだったので、室見川沿いの道を駅に向かって南下。
途中に明かりも用意されていて、安心して移動できました。
「よかトピア通り」を超え、さらに川沿いを歩いていき、地下鉄の通る大通りまでやってきました。
ここまでくると、だいぶ人は減っています。
でも藤崎駅は混雑してるかも(さすがに終了直後だし)と考えて、となりの室見駅まで歩いて帰りました。
30分くらい歩いたかな。
が、室見駅はガラガラでした。
それでも藤崎駅からやってくる電車は混んでるかな? と覚悟していたのですが、到着した電車は、座れはしないものの余裕のある感じ。
一応臨時電車も出ているようでしたが、天神・博多方面は混雑してても、下り(糸島方面)はあまり影響なし、みたいです。
いつも肩透かしを食らいます……。
もうなんか、そろそろ「イベントだからいろいろ人混みでヤバイはず!」のやばいレベルに、緩いほうの補正をかけていい気がしてきました。
まとめ & おまけ
「シーサイドももち 花火ファンタジア FUKUOKA」は、3,000円払っておまけのくるレベルで、すごい花火大会でした。
ものすごく近くで、ド迫力だったし、音楽とのコラボも「ショー」という感じで、普通にただ上がる花火を見ているより楽しかったです。
章に分かれた構成も、メリハリがついてとても良かった。
花火を満喫する、とはこういうことか!
また来年もやらないかな。
やるなら絶対行きたいです。
おまけ情報:砂浜なので靴注意
有料席(場所フリー)の場合、見る場所は海岸、砂浜です。
平日だったこともあり、会社帰りなのか、革靴の男性や、ハイヒールの女性もいらっしゃいました。
靴に砂が~!! ということになるので、履き替えられるようにしておくと、とても良いと思います。
我々はスニーカーでしたが、ビーサン最強だと思いました。
おまけ情報:次回の持ち物は座布団必須
砂浜に指定シートを敷いて座っていたのですが、とてもお尻が痛くなります……。
砂って、一見すぐ崩れるしサラサラなんですけど、座ってるとめっちゃ固い。
後半、ショーの合間のたびに、お尻を浮かせて痛みを軽減する羽目になりました。
次回はぜひ、クッション性の高い携帯座布団を持参したいと思います。