こんにちは。ノムロウです。
「あちこち九州」長崎初上陸!
今回は佐世保に行ってきました。
というわけで、いろいろと佐世保について調べていたのですが、なんでも「レモンステーキ」なるものがご当地グルメとして存在しているのだとか。
レモンステーキ。初耳です。
アメリカ海軍の影響で流行したステーキを、日本人好みの味になるように改良した佐世保発祥のステーキなんだそうです。これは美味しそう。
佐世保市内各地で、いろんなタイプのレモンステーキが提供されているようです。
その中で、今回行ったのが「蜂の家」というレストラン。
蜂の家
蜂の家は「三ヶ町商店街」という、大きなアーケードの一角にあります。
このアーケード、ものすごい広い道幅で驚きました。直線のアーケード街としては日本一の長さなのだとか。
お店専用の駐車場はなかったため、蜂の家から徒歩2〜3分のところにある「トラストパークサンクル4番館」という6階建ての駐車場に停めます。
平日のお昼ちょっと前だと言うのに、駐車場はほぼ満車。ユーザーさん多いんですね。このあたりで働く人はみんなここに停めるんだろうか。
蜂の家の外観は、ぱっと見、ファミレスのようです。
レモンステーキってもっとこう、年季が入ったレトロな雰囲気のお店で食べるイメージだったので、こんな小奇麗なところで美味しいものが出てくるの? って思ってしまいました。が、後に「そう思ってゴメンナサイ」することになります。
お店に到着したのは11時半ちょっと前。
中に入ると、ショーケースにキレイなケーキがずらりと並んでます。
奥にはテーブルが並んでいますが、このついたてごしにテーブルが並ぶ感じもちょっとファミレスっぽい。中に進んで席に着きます。
が、店員さんがやってきて「ランチタイムは11時半からなので、少々お待ち下さい」とのこと。
あ、時間まだだったのか。全然気にしてなかった。席で待っていて良いようです。
我々の他にもフライング気味のお客さんがちらほら。
メニューを見て待ちます。
レモンステーキは絶対に注文するとして、もうひとつ気になるのが「ジャンボシュークリーム」。
さっきショーケースでちらっと見たんですが、その名の通りでかいんですねえ。中にはカスタードクリームだけではなく、フルーツも入っているのだとか。
これも有名らしいので、ぜひ食べてみたい。
というわけで、レモンステーキ(ライス付きセットで2,180円)とジャンボシュークリーム(450円)、ひとつずつを頼んでみることにします。
待っている間にもどんどんお客さんがやってきていました。
結構な人気店なんだな。
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レモンステーキがやってきた!
待つこと10分ほど。
レモンステーキがやってきました。
肉とレモンが乗った熱々の鉄板。
うお、肉はレアだ。というか、上面は生だ。
ソースは後がけ方式で、店員さんがかけてくれるようです。
「結構ソースがハネますので、こちらで覆ってください」
と紙ナプキンを渡されます。
では投入。
じゅ〜わ~!
あ、思った以上に煙が出る!
レストランの中でここだけやたら目立ちます。
周りの人はケーキやオムライスを食べていて、ステーキの人はあまりいないみたいだったのでなおさら。
「肉は鉄板が熱いうちに裏返してくださいね」
とのこと。
肉の上にはスライスしたレモンが乗っていますが、さらにレモン絞り機も一緒についてきて、生レモン果汁をこれでもかとばかりにかけます。
煙が一段落したところでいただきます。
お。
おお。
うーわー、これはうまい!
少し甘みのある醤油ベースの和風ソースに、レモンの爽やかさが、もんんんのすごく合う!
これはたまらん。佐世保まで来た甲斐があった!
爽やかなんだろうなあ、肉に合うんだろうなあ、と想像はしていましたが、その想像を遥かに上回る美味しさです。
レモン果汁も結構かけましたが、酸っぱすぎることは全然なく、むしろ爽やかさが増す感じ。
肉は赤身でとても柔らか、この爽やかなソースと合わせたら、いくらでも食べられそう。
レモンステーキにも店によって厚い肉、薄い肉があるようですが、蜂の家のレモンステーキは薄い肉派。薄いといってもすき焼き用などより全然厚みがあり、結構食べごたえがあります。
いやーすまなかった。
ファミレスみたいなこんな小奇麗なところで大丈夫? って思ってすまなかった。
レモンステーキ、最高です。
蜂の家、最高です。
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ジャンボシュークリームは宝さがし感覚でアレンジしながらいただく
さて、同時に出てきたシュークリームもいただきましょう。
これ、ものすごい大きいんです。
スマホを並べて撮ったんですが、思ったよりその大きさが伝わらない。
普通のシュークリームが野球ボールだとしたら、このジャンボシュークリームはソフトボールくらいあります。野球ボールもソフトボールも久しく触ってないけど、例えるならそのくらいの比率。
これだけ大きいので、フォークで分割して食べるのが一般的なよう。
シュー皮は柔らかいタイプで、フタを開けるとカスタードクリームがたっぷり。まずは、上部のふた部分にカスタードクリームをつけていただきます。うん、素朴な感じのカスタードクリームとよく合います。おいしい。
カスタードクリームの中にはフルーツがごろごろ入っています。
煮リンゴ、バナナ、キウイが沈んでいました。宝探しをする感覚でカスタードクリームを掘り起こします。
フルーツの酸味とカスタードクリームの甘さの組み合わせがいい感じ。
さらに一緒に添えてある、黒いソース。入れ物がひょうたん型で「しうまい弁当のお醤油入れ」みたいです。
てっきりチョコレートソースかと思ったのですが、かけてみると少し苦みのある、黒蜜のような、カラメルのようなソースです。スカッチソースというそうです。
これをかけて食べるとまた味に変化が。ジャンボなものって基本ずっと同じ味なので、こういうアクセント、よく考えられています。
ちなみにショーケースには、さらに大きな「軍艦シュー」なる直径約25cmのシュークリームが君臨。キングスライム感ある。
となりのフルーツデコレーションと比べても、その存在の違和感がすごい。
これを焼くのは技術が入りそうだ。
パーティなどでは、こどもが大喜びすること間違いなしだ。
1日何個売れるんだろう。
軍艦シューを見ていると、いろんな疑問が浮かんできます。
※要予約だそうです。
ごちそうさまでした
人生初のレモンステーキ、美味しいんだろうなあと想像はしていましたが、想像以上の美味しさに大満足でした。
こんなにうまいものだとは。感動しました。
佐世保市民はこれ食べたい時にいつでも食べられるのか……。うらやましい。
また、お店は外観で判断してはいけませんね。
実は創業は1951年と、60年以上の歴史のある老舗でした。
店員さんもみんな朗らかで、とても気持ちのよい対応で、また行きたいと思わせてくれる素敵なお店でした。
ごちそうさまでした。
「蜂の家 (ハチノヤ)」
長崎県佐世保市栄町5-9 サンクル2番館 1F