こんにちは、つたちこです。
福岡県の西、糸島半島のさらに突端、芥屋にある「ココペリ」に行ってきました。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
ココペリ
「ココペリ」はカレーをメインにしたカフェレストラン。
不思議な響きの名前ですが、ネイティブアメリカンの精霊の名前で、発芽と豊穣、そして幸運の神様なんだそうです。
筑前前原駅からだと車で20分くらい。
国指定天然記念物の「芥屋の大門」の駐車場から、さらに少し先に進んだところにあります。
駐車場はお店の前に3、4台停められそうでした。
「芥屋海水浴場」も近くにあるので、きっと夏場はにぎやかだと思いますが、夏も終わった10月上旬、ひと気も少なく静かな雰囲気です。
見た目は完全に「普通のおうち」です。
派手な感じは一切なく、看板も控えめ。

入口は赤いドア。こげ茶の壁に映えてかわいらしい。

ドアを開けると玄関のたたき。まさに知り合いのおうちに遊びに来たかのような感じで、靴を脱いでスリッパに履き替えます。
2階に上がると、そこがお店。
まず見えるのは、大きな窓からの海が広がる景色!
おおー!! と声が出てしまいます。

この日は平日の遅めのランチタイムだったこともあり、お客さんは私たちだけ。
「どこでもお好きな席をどうぞ」
といわれたので、海が見える窓のそばのテーブルに座らせてもらいます。
テーブルは4人掛けが4つほど。
白い壁と木目が基調になっている中に、赤いインテリアのアクセントがかわいらしい。
どこも窓が窓が大きくて、明るく日が入っています。
大きな窓は開けてあり、網戸になっています。
波の音がすごく近くに聞こえます。
これ、最高のBGMじゃないの?
さて、席に座ってメニューをじっくり拝見。
オリジナルカレーがメインで、トッピングでハンバーグ、とんかつ、キノコ、エビフライなどがあります。11月以降はカキフライも出てくるみたいです。
あとはピザ。ナンをつけたカレーもできるようです。

今回は、私はエビフライカレーランチ(1,150円)、夫は糸島牛・豚の手ごねハンバーグカレーランチ(1,200円)にします。
ランチにはサラダとドリンクつき。アイスコーヒーとアイスティーを食事と一緒にお願いします。
「よければ外にも出てみてくださいね」と言われ、ぜひぜひ、とテラスに出てみます。
防風林の向こうに、青い海、青い空。遠くに見える島の陰。
風の音と波の音。
風もさわやかに吹いていて、とても気持ちがいい。
なんだここ、最高か。
店内には、名前の由来「ココペリ」の精霊と思われる模様がいろんなところに使われていました。
奥には雑貨がおいてあって、待ち時間の見学も楽しいです。
さて、波の音を聞きながらしばらく待つと、お盆にのってカレーランチがやってきました。
サラダは糸島産野菜でしょうか。とてもシャキシャキしておいしい。
ココペリオリジナル、という醤油系ドレッシングもよく合います。
一緒にのっている生ハム、小さなチーズがまたいい仕事をしています。
さりげないのにおいしい。

そして本命のカレーです。
カレー本体はトロトロで一見具なし。
野菜や肉を煮込んで姿がなくなってしまった、とのことで、旨みがカレーソースに溶け込んでいます。
辛味はそれほど強くなくマイルド。スパイスが効いていますが、たぶん野菜の甘味が強いのかもしれません。
ごはんは雑穀米。雑穀米、というだけでヘルシーに感じてしまいます。

トッピングのエビフライは揚げたてサクサク。しっぽまでカリッカリに揚がってます。
細長くて見た目は若干寂しいのですが、食べてみてびっくり。
エビ本体はシットリとしていてジューシーで、サクサク衣とのコントラストがとてもいい。
カレーと一緒に食べれば、もちろんとても合います。
ハンバーグカレーは、しっとりふんわりした柔らかさ。
スプーンで切ると、ジューシーな肉汁があふれてきました。

これも注文を受けてから焼いているのかな。
お店の奥で、肉をたたくような音が聞こえました。
カレーに合うハンバーグ、として工夫されてそう。

それにしても、海を眺めながら、波の音を聞きながら食べるごはん、なんでこんなにおいしいんでしょうね。
空いていたのをいいことに、アイスコーヒーを飲みながら、だいぶのんびりさせてもらいました。
とても気持ちのいい空間とおいしいごはんでした。
カフェ利用も出来るようで、スイーツメニューもありました。
営業時間は「日没がオーダーストップ」だそうです。
きっと夕暮れ時も、素敵な景色が見られそうなので、それを楽しみに来るのもいいかも。
ごちそうさまでした!
「ココペリ」
福岡県糸島市志摩芥屋703-5