こんにちは、ノムロウです。
福岡市にある水族館「マリンワールド海の中道」に行ってきました。
マリンワールドは「九州の海」をメインテーマにした水族館で、おもに九州にゆかりのある魚を楽しむことができます。
※行ったのは8月の真夏の時期なので、本記事で出てくる写真も真夏仕様です。
アクセスと入場料金
マリンワールドは天神の北、博多湾をぐるっと東側からまわった、志賀島に続く半島内にあります。
ここにはキレイに整備された一直線の道路が走っていて、ドライブにも気持ちの良い場所です。
「海の中道海浜公園」という広大な公園に隣接していますので、緑も多くてリゾート感があります。
天神からだと車で30分ほどで到着。
駐車場に車を停めて、敷地内を歩いていくと水族館の建物が現れます。
初めてここを訪れたワタシは建物の大きさに驚きました。広大なスペースにどーんと鎮座する雰囲気は、なにかの劇場のような佇まい。
入場料金は大人1人2,300円、中学生1,200円、小学生1,000円、幼児600円。
コンビニの端末で割引前売り券を購入すると、それぞれ2,100円、1,100円、900円、500円になります(2018年11月現在)。
途中でコンビニに立ち寄って端末でサクッと購入して行くと、その差額でアイスやおやつが食べられちゃいますね。
(公式)前売り券&セット券
https://marine-world.jp/general-guide/set_ticket/
入り口にあるロゴに「RENEWAL OPEN 1st ANNIVERSARY」の文字を発見。
リニューアルしてからまだ1年なんですね、館内は確かにとてもキレイでした。
それでは、展示の中からいくつか印象的だった場所をご紹介します。
開放感のあるエントランス
入って驚くのがエントランスの開放感。3階までの吹き抜けがある、明るくて広大な空間。
水槽ゾーンは暗い場所が多いのですが、それとは対照的な空間となっています。
売店もある賑やかなエリアで、これから見るぞーというわくわく感と、たっぷり見てきたぞーという満足感が混じり合う場所です。
九州の近海
順路的には、最初に訪れるのがこのエリアになると思います。
九州・福岡の水族館らしく、九州を囲う、東シナ海、太平洋、日本海、瀬戸内海の4つの海で見られる魚を展示しています。
特にライティングがとてもキレイで、魚と背景のコントラストが美しい。見せ方を工夫してあるなあと感じました。
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阿蘇の森ゾーン
建物の中に森を再現してしまいました。
他の水槽エリアとはコンセプトが異なる、緑をメインにしたエリアです。水族館でこういうゾーンは珍しいですね。
阿蘇、熊本といえば湧水が豊かなことで有名。その湧水が山から川、海へと流れる様子が再現されています。
手を伸ばせば、緑にふれることもできる距離で、床には川を模した水も流れています。
ここでは池に落ちた子どもがいました(浅かったので大丈夫だとは思いますが、お母さんが大変そうでした)。
大水槽
九州南部の黒潮の海を再現した、水深7メートルの巨大な水槽です。
やはり大水槽はテンションが上がりますね!!
魚群が泳ぐさまや、巨大なサメやエイが泳ぐ姿を堪能できます。
タイミングよくイワシのエサタイムを見ることができました。
ギュルギュルとトルネードして、ものすごい迫力。よいものを見ることができました。
イルカショー
ショープールでは、アシカとイルカのショーが定期的に開催されています。
夏休み中だったこともあり、家族連れでベンチはほぼ満席。座る場所が足りなくて、立ち見になるほどの大混雑。
飼育員さんはさすがに慣れていて、子どもでも楽しめるような優しい話術で会場を盛り上げてくれます。
複数のイルカによる編隊ジャンプや、イルカの上に飼育員さんが乗ってプールを一周したりと、なかなか本格的な内容。
最後のお楽しみコーナー(?)では「イルカがかける水をかぶりたい人はプール脇に集合!」というアナウンスで、プール脇に子どもたちが集合。
イルカが尾びれで水をかけながらプールを一周するというアトラクションに、子どもたちが大歓喜。これは楽しいだろうなあ。暑い夏ならではのイベントですね。
ショーは1日4〜5回の開催。
開演時間が決まっていますので、事前に確認のうえ、時間を合わせてぜひ見たいところ。
温かい地域にいるペンギン
屋外のエリアには、なんとペンギンがいました。
温暖な地域で暮らすペンギンもいるのですね。芝生の上にいるペンギンには違和感がすごいですが……。
見た目はふさっとしていて、ちょっとワイルドな感じ。
この日はさすがに暑すぎたのか、日陰にいるペンギンが多めでした。
アシカゾーン
かなり高さのある「かいじゅうアイランド」という建物の中に、深く水を張っている水槽があります。
この水槽では、ガラス越しに縦横無尽に泳ぐアシカを眺めることができます。
中央には透明の大きな筒が設置してあり、その中を泳ぐアシカを堪能できます。行動展示というやつですね。垂直アシカがかわいすぎる。
休憩にたいやきアイス
マリンワールドのWebサイトの写真を見て、マリンワールドに行く前から食べたいと思っていた、たいやきアイス。
たいやきの口の中にソフトクリームが入っているアイスです。広場の売店でゲット!(450円)
カップに入れられた苦しそうな姿は、なんだか想像とは違う見た目でしたが、アイスは美味しかったです。
大きな口を開けたたい焼きの上にはソフトクリーム、中にはあんこが入っています。バニラアイスとあんこってめちゃくちゃ合いますよね。
あっという間に溶けていくので、ちょっと食べるのが大変でした。
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スロープ
順路途中にあるスロープにも気合いが入っていました。
ここでは動画で深海の様子が表現されています。ややファンタジーな世界観ですが、気の利き方が素敵。
売店も充実
一周してエントランスに戻ってくると、一角に大きなおみやげ屋さんを発見。
定番のお菓子が並ぶほか、なかなか魅力的なフィギュアなども売っています。
こういうの、冷静に考えたらそんなに必要ないのに、勢いでつい買ってしまいたくなりますね。
水族館とは関係ないのですが、なぜか越前和紙でできた恐竜の模型が販売されていました。これがめちゃくちゃかっこよかったのですが、残念ながら売り切れでした……。
おわりに
九州近海の魚、森の空間、イルカプール&ショー、大水槽など、さまざまな見せ方を実践している見応えのある水族館だと感じました。
建物もキレイで、気持ちよく鑑賞できると思います。
来年2019年4月にはオープンから30周年を迎えるそうで、いろんなイベントが期待できそうですね。
情報発信もこまめに行われているので、お出かけ前にサイトでニュースやイベント情報をチェックしてみるとよさそうです。
「マリンワールド海の中道」
福岡市東区大字西戸崎18-28
https://marine-world.jp/