こんにちは、つたちこです。
春です。桜の季節ですね。
唐津に桜の名所がいくつもあると聞いて、ドライブがてら桜巡りをしてきました。
今回は1日で名護屋城跡・唐津城・鏡山をまわりました。
車であれば、ランチを含めても問題なく1日でまわれる距離です。
結論。唐津は桜の街だった!!
ぜひドライブがてら、唐津めぐりをしてみてください。
福岡から唐津方面へのアクセス
福岡市内から唐津へのアクセスは、電車と車と2通りあります。
電車の場合は、地下鉄空港線から直通の「JR筑肥線」で、唐津行き(または西唐津行き)にのると、唐津駅まで1本で行くことができます。
ただ、今回のように市内各所をめぐる場合には、やっぱり車がおすすめ。
長距離ドライブが苦手な方は、唐津駅まで電車で行ってからレンタカーを借りる方法もありますね。
車の場合、福岡の中心街 天神から唐津まで、高速道路を使うと1時間ほどで行くことができます。
唐津へのドライブについては、以前に詳しく書いたので、ぜひご参照ください。
今回は車を使って、唐津で桜三昧します。
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肥前名護屋城跡
まずは、「名護屋城跡」を目指します。
名護屋城へのアクセスと駐車場
名護屋城があるのは、唐津市内の北の端、イカで有名な呼子(よぶこ)の近く。
唐津市内から、車で約30分です。
駐車場は、名護屋城への入り口に入ってすぐにあります。
普通車は63台収容。駐車料金は無料です。
駐車場は、メイン入口の観光案内所の近くの他、隣接している名護屋城博物館横、トンネルを超えた先にも多目的広場駐車場があります。
名護屋城はどんなお城?
唐津の北のはずれにある名護屋城。
いつ頃のお城なのでしょう?
入城時にもらった名護屋城のパンフレットによると、
名護屋城は、豊臣秀吉が文禄・慶長の役の際に、国内拠点として築いた城です。
(名護屋城パンフレットより)
わずか5か月で築城され、当時の大坂城に次ぐ規模を誇った名護屋城。
西暦でいうと1592年~1598年ごろの築城だそうです。
朝鮮出兵のための宿営地としてつくられたとのこと。
名護屋城「跡」の名の通り、現在、天守閣などの建物は残っていません。
海に突き出た半島の先端の山を利用したお城であったことがわかる、大きな石垣や各地の大名が参集した陣屋跡などが残っています。
入場料は無料ですが、「保護整備管理への協力費」として、一人100円を任意でお渡しします。
名護屋城の桜はお弁当を広げながら見たい
そんな歴史ある名護屋城は、しょっぱなから桜が咲き誇るお城でした。
観光案内所を過ぎて、まず見えるのが、みどりの芝生とその周りに咲き誇る桜!
これは気持ちがいい!
場所は「長屋建物跡」と呼ばれるところ。
広々としたちょっとした窪地で、青空の下でお弁当をひろげるのに最適です。
先に進むと上り坂があり、石垣と桜のコントラストを楽しめます。
東出丸、三ノ丸と進みます。
どこを見ても、桜が咲いています。
ソメイヨシノが多いですが、茶色い葉っぱと一緒に咲くタイプの白い桜もありました。
どれも素敵。名護屋城内には約400本の桜が植えられているそうです。
森のような三ノ丸を抜けて階段をあがると、本丸にたどり着きます。
青空の広がる広場のような本丸にも桜が咲いていました。
そして、本丸から玄界灘を見下ろせるのですが、ここでも上から桜がたくさん咲いているのを見られます。
秀吉がみたのはこんな景色……?
どこもかしこも桜だらけ。
少し中心街から離れているせいか、人も少なくてとても静かな名護屋城。
のんびりゆったりと桜を楽しむのに、絶好の場所です。
名護屋城内は基本砂利道で段差も多いため、ぜひ歩きやすい靴を履いてきましょう。
唐津城
名護屋城から唐津市内に戻ってきました。
次は位置的な観点から、唐津城に向かいます。
唐津城については、こちらの記事もどうぞ。
唐津城へのアクセスと駐車場
唐津城は、JR唐津駅から2km弱。
徒歩でも行けますね。
唐津城の目の前に「東城内駐車場(市営有料駐車場)」があるので、そちらに停めました
(1時間100円、2時間まで300円。2時間以上は400円)。
200台以上停められる広い駐車場です。
唐津城では、白いお城と桜のコラボレーションを楽しもう!
現在の唐津城は1966年に建てられたそうです。
その後、2017年にリニューアルしているので、とてもきれい!
2019年現在、石垣の補修工事も行っていました。
そんな唐津城では、天守閣と桜のコラボレーションを楽しみましょう!
桜はやはりソメイヨシノが中心。
たまにサトザクラ系の種類もあります。
270本が咲いているそうですよ。
天守閣に登る入口近くにも、桜がたくさん植わっています。
フォトジェニックなエリアとしては、藤棚のあるそばにある広場がおすすめ。
ここは天守閣から少し距離があるので、お城全体の写真が桜と一緒に撮りやすいです。
玄界灘を見下ろせる、唐津城 天守閣からの眺めもとても素敵です。
天守閣内への入館が16時30分までなので、遅くとも16時くらいまでには到着したほうがよいです(特に初めてだったらぜひ天守閣に登って景色を堪能していただきたい!)。
また、城内は石階段や砂利道が多いので、歩きやすい靴をお勧めします。
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鏡山西展望台
続いて、「鏡山西展望台」に向かいます。
ここはぜひぜひ車で訪れてほしいスポットです。
なぜなら、鏡山展望台に向かう山道が、桜のトンネルだからです。
鏡山展望台については、こちらの記事もどうぞ。
鏡山西展望台へのアクセスと駐車場
唐津駅からだと、車で約20分。
唐津城からも15分ほどで到着します。
駐車場は、展望台横に無料の駐車場があります。
鏡山西展望台への「くねくね山道」は桜のトンネル!
鏡山展望台に向かうには、つづら折りの山道を登っていきます。
この山道がすばらしい桜スポットなのです。
何度も桜のトンネルが出現して、ドライブしながら花見ができます。
大きな桜の下をくぐるドライブは、ほかのスポットではなかなか体験できません。
ただ、運転手さんはよそ見にはくれぐれも気を付けてくださいね。
細い山道なので、安全第一で!
展望台と鏡山公園でも花見ができます
山を登りきると、鏡山西展望台の広い駐車場にたどり着きます。
車を停めたら、まずは展望台へ向かいましょう。
森を抜けた先にも桜が広がります。
鏡山全体で、なんと5,000本の桜が咲き誇るそうです。
展望台からは、唐津の海が一望!
広々と広がる海と空と畑のコントラストがとても美しい。
とても気持ちがいい景色を楽しめます。
下を眺めると、さきほどドライブしてきた桜のトンネルが見えます。
高いところが苦手な人も、ぜひここで雄大な景色を見てほしいです。
展望台は「鏡山公園」と隣接しています。
公園にも桜がたくさん咲いています。
種類はソメイヨシノが中心ですが、葉っぱと一緒に花を咲かせるタイプの桜もありました。
広い公園に桜が点在しているので、散歩しながら花見をするもよし。
芝生にピクニックシートを敷いて、のんびりとお花見をしている人もたくさんいました。
公園内には多少の坂がありますが、駐車場から展望台、公園へはアスファルトの遊歩道が整備されているので、ベビーカーや車いすでも安心してお花見ができますよ。
まとめ:町中で桜を楽しめる町、唐津
今回、日帰りドライブで唐津の桜の名所を3か所めぐりました。
どのスポットも「ちょうど満開直前」のナイスタイミングで観られて、とても美しかったです!
そして「こんなに素敵なのに、こんなに空いている……!!」と感動するくらい、どこも人が少ないです(平日だったのもありますが)。
ゆったりのんびりお花見をするのに、唐津は最高です。
さらに各スポットだけじゃないのです。
それぞれに移動する道中も、道路わきに桜並木があったり、大きな桜の木があったりで、花見気分を盛り上げてくれます。
あまりにも何か所も桜並木が出てくるので「こんなに町中に桜が!?」と驚きました。
道を選んで通ったわけではなく、偶然の出会いなので、本当に桜が多いのでしょう。
福岡市内から1時間ほどで行ける唐津で、目いっぱいお花見を楽しんでみませんか?