こんにちは、つたちこです。
「糸島牛」って、ご存知でしょうか。
糸島の畜産農家で育てられる黒毛和牛で、味の品質の良さに定評があるそうです。
その糸島牛の生産牧場、長浦牧場が運営しているのが「一番田舎」という産直市場。
つまり、ここに来れば、おいしい「糸島牛」を手軽に食べることができるんです!
ちなみに「一番田舎」は「いちばんでんしゃ」と読みます。
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一番田舎(いちばんでんしゃ)
「一番田舎」の最寄り駅は、JR筑肥線 筑前前原駅。駅から2kmほどのところにあります。
車だと駅から5、6分。
田んぼの真ん中に、ぽつんとあります。
すかっと抜けた空が気持ちがいい。
最初にこの産直市場を教えてくれたのは、糸島市役所の職員さんでした。
移住の相談に行ったとき、「まだお昼を食べてないなら、近くにおいしいところがあるよ!」と、ここを教えてもらったのです。
この日、訪れたのは14時頃。平日の午後遅めだったためか、駐車場はガラガラでした。
一番田舎には、産直販売コーナーとともに、イートインスペースがあります。
ガランとした広いスペースに、パイプ椅子と簡易的なテーブルが並んでいて、んー、まあ、正直なところビジュアルに色気はあまりありません。笑。
表に飲食メニューがあります。
日替わり定食、牛丼、ビーフカレーが600円。
焼肉定食が1,180円。
その場で焼くタイプの焼肉もあります(2,600円)。
ほかにもうどんや親子丼など。
悩みつつ、お店の中にあるレジで、注文をお願いします。
私は牛丼、夫は焼肉定食をチョイス。
実は「ハンバーグが美味しい」という話をネットで見ていたのですが、ハンバーグ定食は水曜日だけの日替わり定食なんだそうです。 うーん、残念。
注文後は、ナンバーカードを受け取り、先ほどの席で待ちます。
出来立てを持ってきてくれるんですね。
イートインスペースには、4人掛けのテーブルが10卓くらいあります。
焼肉ができるよう、真ん中にはガスの通ったグリルが付いているようです。
この日は地元の人らしい方が2組ほど、のんびりご飯を食べていました。
セルフサービスのお茶を飲んで待っていると、おばちゃんがお盆を持ってやって来ました!
「おまたせしましたー」
と、のんびりしたおばちゃんの声とともに、焼肉と牛丼が登場。
早速、いただきます!
牛丼のどんぶりが大きい!
パカっとふたを開けると、たっぷりの牛肉が登場。
ごはんと一緒にほおばると、ひらひらと縮れた脂身の甘味がおいしくて、赤身部分も全然パサついてない。
牛肉の旨みがじわっと広がります。
白いご飯に浸みた甘辛のおつゆもいとおしい感じ。うまーい!!
一方の焼肉定食は、ちょっと高めの値段設定だな、と思いましたが、納得のボリューム感。
メインの牛肉がものすごくたっぷり。
これは……2、3人前かな? というくらいの量があります。
ピリ辛のタレで焼いてある厚切りの赤身のお肉が、とても柔らかい。
脂っぽさは控えめですが、そこがまた、しっかり肉の味がしていい。
一緒に炒めてある玉ねぎもおいしい。
さらに焼肉定食には、素朴な感じのポテトサラダにキャベツの千切り、みかんのデザートまでついていました。もりもりです。
定食にはどちらも具沢山のお味噌汁が付いていて、これがまたしっかり出汁が効いていておいしい。野菜もたっぷり。
がっつりとおいしい糸島牛が食べられて、この値段。
これは穴場なんじゃないでしょうか。
ちなみに、先ほどハンバーグが水曜の日替わり定食になる、という話でしたが、土日はこの焼肉定食が日替わり定食になるんだそうです。
もしかしたら副菜は減るかもしれませんが、約半額でこの定食が食べられるって!! すごい!
私たちが来たのが平日だったから空いていただけで、土日はもしや行列のできるお店なのかもしれません。
次は水曜のハンバーグを狙ってきてみたいと思います!
ごちそうさまでした!
「一番田舎」
福岡県糸島市泊1410- 1