こんにちは、つたちこです。
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」に行った後、もう少しバルーンのことを詳しく知ってみようと、佐賀市内にある「佐賀バルーンミュージアム」に行ってみました。
私たちが停めていたバルーンフェスタの臨時駐車場からは、車で10分ほど。
あっという間につきました。
佐賀バルーンミュージアムとは?
佐賀バルーンミュージアム。
行ってみると、ぴかぴかの建物でした。
2016年にできたそうで、まだ1年くらいしかたってないんですね。
ここ「佐賀バルーンミュージアム」は、‘天気に左右されず’‘いつでも’バルーンを体感できる日本初のミュージアムです。
施設案内-佐賀バルーンミュージアム
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」で「熱気球の街」として有名になった佐賀市、そのバルーンを地域活性に生かしているんだそうです。
入場料は大人500円、小中学生200円でした(2017年現在)。
年間パスポートも販売していて、大人は1000円。
年に3回くれば元が取れちゃいますが、近くに住んでないと厳しいですね。
建物は4階建て。ミュージアムエリアは、1階と2階が使われているようです。
なかに入ると吹き抜けがあり、実物大のバルーンが(かごを中心に、ですが)飾ってあります。
近くで見ると、とてもシンプルなつくり。
やっぱりこれに人が乗って空を飛ぶって、すごい勇気がいる……と思います。
早速、ミュージアムの中に入ってみることにします。
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佐賀バルーンミュージアムを楽しもう
1F:ハイビジョンシアターで全体像を知る
入口から中に入ると、まず最初の部屋にあるのがハイビジョンシアター。
中は薄暗くなっていて、大きなスクリーンで気球の映像が流れています。
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の過去の様子をまとめたもののようです。
事前準備、競技前のタスクブリーフィング、夜明けのメイン会場から熱気球が飛び立つ様子、ゴール近く、そして片付ける様子、など、バルーンフェスタの会場から見ているだけではわからなかったバルーン競技の全体像が分かります。
いまさっき、見てきたバルーン競技は、見えないところでこんないろいろなことをやってるのか……と感心します。
時間は5分ほど(たしか)でしたが、バルーン競技の全体像がわかる、素敵な映像でした。
そしてやっぱり、空を飛ぶ気球のビジュアルはとてもきれい!
2F:バルーン競技の歴史、仕組み、クイズとてんこもり
階段を上がると、熱気球の歴史コーナーがありました。
地味目なコーナーですが、先人たちあっての、いまの熱気球なんでしょうね。
奥へ進むと、広い展示コーナーに出ました。
バルーンの素材や、飛ぶための仕組みなどが、実物サンプルや模型を使って詳しく説明されています。
あと、バルーン競技(タスク)の種類。
めちゃくちゃいろんな種類があるんですね……!
とても覚えきれませんが、ひたすら「へえーへえー」と感心して回ってしまいました。
バルーンフェスタの過去のポスターも展示されていました。
毎年のデザインの違いが面白いです。
座ってじっくり回答したいクイズコーナーもいくつもありました。
とても勉強になるな……。
ぜひやってほしい! 熱気球フライトシミュレーター
そして、このフロアで一押ししたいのが、「フライトシミュレーター」の体験です。
実物大のバスケットとバーナーを使った、熱気球操縦の疑似体験ができるんです。
いい大人ですが、やらせてもらいました!
人気があったので、整理券をもらい、10分ほど待ちました。
番号を呼ばれたので、緊張しながらバスケットに乗ります。
そばにはインストラクターの方がいて、丁寧に操作の仕方やタイミングを教えてくれます。
難易度が選べたので、初心者のわたしは簡単なほうをセレクト。
目の前には気球から見た地上のCG映像が広がります。
高度が上がると、当然ですが、CG映像も高いところの絵になります。
高所恐怖症の人には、ちょっと冷や汗ものかもしれません。
やることは、実際の熱気球と同じで「バーナーを握って炎を出して上昇する」のと「バーナーを消して下降する」の2つです。
バーナーから手を外すと、徐々に冷えて高度が下がってくるのです。
映像の中には、ターゲットの方角と場所の指定、風の階層と風向きと風の強さなどが表示されているので、自分の行きたい方向に流れる気流に乗れるように、バナーで気球の高さを調節するんです。
簡単なようで、なかなか思う通りに操作できません。
インストラクターの方のアドバイスを聞きながら、バーナーを点けたり消したり。
ターゲットそばまで来たら、本物の競技と同様、マーカーを投げる操作をして、終わります。
ターゲットでの点数や、ゴール地点までの操作のランクなどが表示されました。
自分の操作次第でうまくいけたりいかなかったり、シミュレーションですが、めちゃくちゃ手に汗をかきました!!
人気のアトラクションなので、ギャラリーが結構います。
みんなの前でやるのはちょっと恥ずかしいし、よけい焦ったりしますが、でも「熱気球ってこういうものか!」と体感できました。
もちろん本物はこんなわかりやすい表示はなく、もっと難しいに決まっていますが、見ているだけより、ずっと実感がこもった気がします。
これはぜひ体験すべき!
お土産コーナーや喫茶室もありました
バルーンミュージアムの外には、喫茶コーナーや、佐賀のお土産売り場もありました。
気球グッズもてんこ盛りでしたので、気球のディテールが好きな人にもたまらないかも。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタで売っていた、オリジナルピンバッジも売っていましたよ。
会場で買い損ねたら、ミュージアムで買っても良さそうです。
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佐賀バルーンミュージアムへのアクセス
佐賀バルーンミュージアムは佐賀県庁のそば、佐賀駅から徒歩約17分のところにあります。
佐賀駅からはバスでも行けるようで、「県庁前」で下車するとよいそうです。
車の場合は、駐車場が建物の裏にあります。
駐車料金が30分100円なのですが、1Fにある総合カウンターでサービス券をもらえましたので、駐車券を持ち出すのを忘れずに!
さいごに
実は最初は「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」のあと、ランチタイムまでの時間つぶしに、と行ってみたのでした。
ですが、実際に行ってみると、バルーン自体のことを詳しく知ることができたり、体験出来たりと、想像以上に面白かったです。
実際の「バルーンフェスタ」に行った後でミュージアムを見に行ったので、なおさらに感慨深いものがあったのかもしれません。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタに行くなら、ぜひあわせて「佐賀バルーンミュージアム」も行くことをおすすめします!
ここでいろんなバルーンの知識を得てから、実際の競技を見たら、きっと見る目がいろいろ変わるに違いありません。
佐賀バルーンミュージアム
佐賀市松原2丁目 2-27
佐賀インターナショナルバルーンフェスタについて、詳しくまとめたのはこちら。
バルーンミュージアム近くでランチするなら、ここもおすすめ!
佐賀のお土産に、こちらがおすすめです。